442259 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Koizumi Tomato

Koizumi Tomato

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

コイズミトマト

コイズミトマト

お気に入りブログ

22日の日記 hiroyukixhpさん

もなかの庭 ゆきもなかさん
■鼬御殿■ liargirl_さん
猫とともに空を眺め… あんじぇらのママさん
ごん太の森(*^。^*) ごんさくバニさん

カテゴリ

コメント新着

VlZiSp Thanks a lot for the article post.Really lo@ VlZiSp Thanks a lot for the article post.Really looking forward to read more. Co VlZiSp Thanks a lot for the article pos…
Nqps1S I loved your article post.Much thanks again@ Nqps1S I loved your article post.Much thanks again. Cool. Nqps1S I loved your article post.Much t…
Bristol Airport Hotels@ GRAiKVBnsYF GlbC71 Very good blog.Really looking fo…
通りすがりの者@ 昨日行ってきました Googleで『相模原慰霊塔』を検索すると、K…
りんご@ 写真が・・・・。 フェレットの人間以上に哲学的な横顔が素…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

Dec 9, 2007
XML
カテゴリ:日野のこと

夜明け前、マンションの窓から。


12月9日早朝 夜と朝が混じって。

今朝は夫がいつもより1時間早い5時起床、
フェレっ子達の世話をしてくれました。
私は5時半頃のそのそと布団から這出ました。
寒くなりましたね。


久し振りに早朝散歩をしようと計画していました。
6時半に家を出ました。


黒川清流公園のひょうたん池 黒川清流公園。

朝もやに包まれた小さな池。
浮かんでいたカモさん達は見るからに寒そう。

この公園の雑木林(崖)を登って日野バイパスを渡り、
市役所前のイルミネーションを見に行った時に歩いたルートで
中央道歩道橋へ。


中央道 日野付近 9日朝 まだ車は少ない。

お天気になりそうだし、
山梨方面へ向かう人たちは行楽が多かったのではないでしょうか。


この歩道橋を渡りきると、比較的新しい大きなマンションがあります。
ちなみに私の元同僚が住んでいるのですが、
「住宅情報タウンズ」を見ていたら、
中古でも我が家の8倍の値で売られていました。
悲しいことにココとうち、上下の欄で紹介され
私が住んでいるところのオンボロさが際立っておりました。
それはさておき、その立派なマンションの横にある「矢の山公園」。


矢の山公園入り口 一見ちっぽけな公園ですが、


日野市戦没者慰霊塔 日野市戦没者慰霊塔

日露戦没記念碑 日露戦没記念碑


数々の石碑がひっそり立ち並ぶ、慰霊の場所なのです。
大きな桜の木は「同期の桜」を思わせます。

 

矢の山公園

 

日野市観光協会によると

「坂下地蔵から坂を上がったところには矢の山公園があります。公園の下、緑地を通して見えるお寺は宝泉寺です。園内には日露戦争や太平洋戦争で亡くなられた方々を慰霊する碑が建てられており、公園として整備される前は忠霊塔と呼ばれていました。高台にあるため見渡しが良く、日野駅から立川方面、そして日野の街が木々の間から見ることができます。」

とあります。

「日露戦没記念碑」には「希典書」とありました。
日露戦争なら、間違いなく「乃木希典」のことだと思うのですが。


また、66年前の12月8日は太平洋戦争開戦の日です。
悲劇と破滅。
あまりにも多くの犠牲をもって平和の意味を知った日本は、
終戦記念日と同様、この日も忘れてはなりません。

先週NHKの「その時 歴史が動いた」は敗戦後、旧植民地からの引き揚げの背景を探る番組内容でした。
私はすぐに満州からの引き揚げ経験を持つ方に携帯からメールをしました。
番組を知らせる一方的に送りつけたメールだったので
「返信不要」と付け足したのですが、
次の日律儀にお返事がありました。

「昨日はありがとうございました。すぐに見始めたら、横浜の姉婿もいつも早く寝るのに電話がありびっくり、私たちの引き揚げ船の衛生兵で、姉の馴れ初めの相手です。
(引き揚げは)日本国が尽力した訳では無かったのですね。
私の家では母が総指揮官。どうやって情報を手に入れたのかな?と小さかったから何も考えず、今知りたいです。
シベリアに連れて行かれる途中の脱走兵を8人養っていて、家族6人と共に、母が帯を壊しリュックを作り、良い着物、食べ物を11歳の私も大人と同じように背負って歩きました。遠かったですよ。兄嫁は臨月の体で苦しかったと思います。」


大変貴重な体験談を書いて送ってくださいました。
確かに、お母さまは引き揚げ船の情報をどこから得たのでしょうか。
日本の港に着いてからも、船で伝染病が出たとかで
1ヶ月も停泊したままだったそうです。
この方は10年ほど前、ご家族で当時住んでいた場所を訪れてみたら、
お家はいまだに残っていて、郵便局として使われているという話をしてくれたことがありました。


戦時中、そして戦後を生き抜いてきた方々の大変なご苦労は、平和ボケで何も考えずに毎日を過ごしている私などには到底、解るはずもありません。
小さなことで不満を漏らす自分が馬鹿らしく思えてきます。


さて、公園内には「御野立記念」と彫られた石碑もあります。

御野立記念

 
大正10年11月に多摩川で行われた陸軍特別大演習を、当時の皇太子(のちの昭和天皇)が視察された場所だそうで。
今は木々に覆われていますが、昔は余計な建物もなく視界良好だったでしょうね。


公園を立ち去ろうとしたとき、民家の間から朝日がのぞきました。

朝日が


思い切り逆光ですが。


照らされて 朝日に照らされたモミジ。


「♪沈む 夕日に 照らされて
   真っ赤なほっぺたの 君と僕」

そんなモミジの歌もありますが、
これは「のぼる 朝日に 照らされて」ですね。
美しい光景でした。


公園脇の坂道をくだると、お地蔵さんが並んでいます。

坂下地蔵 「坂下地蔵」

日野市教育委員会の看板によると、市の指定有形文化財で1713年に造られたものだそうです。
甲州道中日野宿西の出入り口に鎮座し、通行する旅人を見守りつづけたお地蔵さんたちです。


日野駅を通過して川沿いを歩くことにしました。
本当は多摩川沿いが良かったのですが、
気付いたら支流の「谷地川」でした。


谷地川を行く


川の流れは遥か遠くです。
雑草生い茂る風景がひたすら続きます。
でも晴れの日です。気持ちが良いのです。

 

東光寺グラウンド


芝生のグラウンドがあり、野球のユニフォーム姿のおじさんがやって来ました。
これから練習試合かも知れません。
写真に小さく写っているのは、ミニチュアピンシャーを連れたおじさん。
私はこのミニピンちゃんに気に入られ、
ナイスジャンプでコートが泥だらけになりましたが、
可愛かったので許します。


ほどなく谷地川とはお別れ。
多摩川に架かる「多摩大橋」を目指します。

多摩大橋! あと少し。


大きな橋 大きいです。さすが大橋。

後ろを振り返ると、富士山が見えました。


遠くに富士山 画像だとウッスラ。

この橋は手すりが低くて恐ろしいです。
下を覗き込もうとしてもゾワゾワして無理でした。
思い出してもキュウッとなります(※高所恐怖症)。

多摩大橋からの眺め 眺望は良し。

橋からはずっと直進。

昭島突入 昭島市へ。

昭和記念公園まで「3.5キロ」の表示がありますが、
ここは今週末攻めることにしました。

青梅線の線路に突き当たるまで歩いて、
中神駅からは電車で立川へ。

時計を見るとまだ9時半で、「エキュート立川」も開いていない店舗があったのでマクドナルドでコーヒーを飲みながら一休み。

メガトマト 「メガトマト」のポスター発見。

別にメガトマトを口にしたいとは思いませんが、
トマト=我が家の娘、という認識なので放っておけませんでした。

トマトの寝顔2 その頃本人は爆睡中だったことでしょう。


エキュートでは買い物はしませんでしたが、
改札を出なくても素敵なおみやげを買えるのは便利ですね。


豊田駅へ戻ったら、いつもとは逆の南口から出てみます。

豊田地蔵尊 「豊田地蔵尊」

駅の真横にありますが、どれだけの人がこのお地蔵さんの存在を意識しているでしょうか。

「明治時代以降 他国との戦争が繰り返され犠牲となった 
豊田地区戦没者の鎮魂と平和を願い 戦後尊像を造立し 
豊田地蔵尊と命名しました
駅頭に祀られた地蔵尊は 数多の方々に尊崇せられ 
その大慈大悲は 戦没者の霊魂を安らかに永眠せしめ 
生ある私たちには幸せと社会平和を
永遠にもたらしてくださるものと確信しております」

とありました。
戦跡や慰霊碑に手を合わせる時の気持ちを
この書が現してくれているようでした。


今日は身近な場所で平和を考える一日となりました。


夕暮れの様子。

12月9日の夕暮れ


どんより曇り空に、
明日の平穏を祈りつつ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Dec 10, 2007 06:49:08 AM
コメント(15) | コメントを書く
[日野のこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X