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Dec 26, 2007
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カテゴリ:日野のこと

クリスマスイヴもクリスマスも、ときめき無く過ぎ去ったコイズミです。

おとといの24日は晴れ渡りました。
ロマンティックなイヴとは程遠く、日野の丘陵地を散策してきました。

12月24日午前中 一番橋より 一番橋。

浅川を渡り京王線の線路を越えて北野街道へ出ます。
そこから坂道の南平住宅街を徐々に上っていきます。

ここから上る この看板を目印に。

日本野鳥の会「鳥と緑の国際センター」。
私が通りかかるときは建物に人の姿はありません。
隣には「水鳥救護センター」もありますが、活動内容は知りません。
わざとかも知れませんが、雑草ボーボーの荒地に囲まれた所です。

道は進むにつれ勾配が増し、息切れ寸前。
ポックリポックリ上って、上りつめると「みはらし公園」があります。

桜の木の下で 

この桜の樹の下で買ってきたおにぎりを食べました。
寒い日で高台にある為か訪れる人は殆どいません。
30分ほどベンチに腰掛けていましたが、
柴犬を連れた女性が通り過ぎただけでした。

貯水塔 廃墟のような貯水塔。

みはらし公園からは「かたらいの路」に沿っていくことにします。
「かたらいの路」は本来なら高幡不動尊がスタートの散策路です。

公園からの眺望は電線が邪魔になるのですが
少し移動して崖に立つと日野市内を一望できます。


よく見渡せる場所

実際は奥多摩の山なみまで見渡せます。
残念ながら逆方面の富士山は雲隠れでした。

プラレールみたいな京王線。
更に遠く中央線。
生まれ変わりつつある多摩平団地のノッポな棟が目立っていました。
自分達が歩いてきた浅川沿いを車が走っています。
小さく小さくですが、澄んだ空気のお蔭で街の観察ができました。


道しるべ 「かたらいの路」道標。

多摩動物園の外周です 動物園正門の真裏です。

動物園の柵沿いに行くのです。

のぼって、おりて 山の中だけど隣は、

こっそり覗き見 こんな光景も。

チンパンジーさんの子ども。
他にも猛禽舎が覗けますが、さすがにはっきりは見えません。
双眼鏡があればバッチリです。

みあげて ひたすら木。

他に人はいない

ゴーゴーと激しい風の音。
この日は強風でした。
鳥のさえずりもかき消されてしまいます。
そして木々の間から僅かに覗く街を見下ろしても
生活音が届かないと不安になるのは、
自然に不慣れな証拠でしょうか。

幾重もの枯葉はクッションです。
でも土が晒された場所では、
少し前まで転がっていた沢山のどんぐりが
踏まれ埋もれて、ピーナッツチョコレートみたいになっていました。


動物園の外周から外れると七尾公園に入ります。
動植物の棲息保護区域「サンクチュアリ」の看板があります。

いたちさんもいるよ タヌキさんやイタチさん!

棲息が確認された動物さん、鳥さん。
ノウサギ・タヌキ・アズマモグラ・ホンシュウヒミズ・アカネズミ・イタチ・アブラコウモリ・オオタカ・ハイタカ・ツミ・アオシギ・アオバト・アオゲラ・アカゲラ・サンショウクイ・シロハラ・ビンズイなどなど。
1.5haの範囲で立ち入りが制限されているそうです。


知らぬ間に山を下って、左手に竹林でお別れです。

あと少し 私有地らしいですけど。

車が走る音が聞こえます。

歩いてきた道を振り返ると緑に包まれたトンネルのように見えて、
異次元から現世に戻ってきた気分になりました。

トンネル


ここで「かたらいの路」からも外れて多摩動物公園駅へ。

多摩都市モノレール でもモノレールではなく

京王線で高幡不動まで行きます。運賃安いですから。

京王線 レッサーパンダさん セーブル模様は見逃さない。


高幡不動尊では「今年一年ありがとうございました」と御礼。
あと数日でごった返す境内。

高幡不動尊にて

そういえば今年のお正月、初詣はこのお不動さんでしたが
揉みくちゃ状態の中、夫が「あっ!!!!」と声をあげるので知り合いでもいたのかと思ったら
「あれは・・・昨日、アルプス(※近所のスーパー)にいた人だ!レジで俺の前に並んでいた家族だ!!」と騒ぎ出しました。
面識のない人たちを一度見かけただけで特定できないのでは?となだめたのですが、
オードブルやら刺身やら数万円分もの楽しげな年末ショッピングをしていたのが印象に残っていたそうで。服装も同じだとか。
後ろに並びながら幸せ家族ぶりが羨ましくて、
あまりにも羨ましすぎて記憶にインプットされたらしい。
すごい偶然、というか奇跡。というか、どうでも良い事ばかりを鮮明に憶えている夫に呆れ。
クリスマス・誕生日・バレンタインなどどうでもよい夫、365日で一番好きなのが大晦日だそうです。でも年が明けたらこれまたどうでもよいらしい。
元旦はテンション下がると言っていました。ことごとく同意しかねる意見です。


高幡にある「第二次大戦物故萬霊供養塔」。

戦没者 慰霊塔 慰霊の気持ちを表します。

丁度、内田康夫の「靖国への帰還」を読み終えたばかりでした。
フィクションだけれど、私はそう捉える事ができなかった。
解決しないあの戦争への疑問。


いよいよ年末モードですね。
年賀状は何とか投函しました。
鏡餅やお飾りを買わないと。


あ~、大掃除が終わってないです。
足かけ何週間?






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最終更新日  Dec 26, 2007 08:52:54 PM
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