本日封切られた「歓喜の歌」を観にいってきました。
TOHOシネマズ府中です。
観ようと思われている方がいるかも知れないので、
ストーリーなどは詳細に書きませんが
立川志の輔さんの落語が原作で、
わざとらしくなく後味爽快、な作品でした。
歌うって素敵なこと。
主演の小林薫が素晴らしいのは当然なのですが
(ラスト近く、泣き顔で映画一本まとめてしまったのは凄いと思う)、
安田成美の美しさは。
肌、髪の質から首の細さ、たたずまい。
声のかわいらしさも相俟って文句のつけようがないマドンナっぷりでした。
夫は映画内の駄目ニート役の俳優が
「ちりとてちんじゃあ、落語家なのになぁ」とぼやいていました。
この作品を観るキッカケになったのは
先日の記事にも書いた立川~日野に架かる「立日(たっぴ)橋」がロケに使われたからです。
間違いなく見慣れた風景が劇中に登場するであろうと、
ミーハー(古)な私は期待しながら観ました。
するとタイトルバックはいきなり多摩都市モノレール。
立川の伊勢丹が左に映りこんでいました。
途中、何度もモノレールが走る場面があります。
見覚えのある川沿い、日野市内の団地も。
立日橋を車で走るシーンでは、右手にスポーツ公園の森、
左に日野橋近くの大きなマンションが背景にぼやけており
日野から立川方面へ渡っているのがわかりました。
知っている場所が映画に出てくるなんて、
と嬉しさがこみあげる中で更に仰天。
小林薫が妻子とお茶した喫茶店が
地元の相模原にある「樹里」という珈琲屋さんだったからです。
店内だけでは気付きませんでしたが、
小林薫が店を出て行くときにガラスに「珈琲館 樹里」と書かれており
独特の字体でピンときました。
帰宅し調べてみるとやはり。
撮影の様子はこちら→相模原フィルムコミッション内のページ
子どもの頃、買い物帰りに母、妹と立ち寄った懐かしい喫茶店。
これは連絡して観て貰わないと。
近いうちに樹里にも行ってみよう。
この映画の中ではやたらとラーメンが出てくるので
観終えた後に食べてきました。
らいおん。
先日はお昼で行列だったので諦めましたが
21時過ぎに行ったら席が空いていたので入ることに。
前に来たのが10数年前なので、味は憶えていません。
シンプルに「らいおんらーめん」を頼みました。
800円なり。
美味しかったです。かなりコッテリ、ですが。
食べ終えた後、唇がヌルつくほどの脂は覚悟の上で。
隣の男性は「アブラ少な目で」とお願いしていましたね。
スープがぬるめで批判もあるようですが、
私は味がよくわかって良いと思います。
以前は白髪の大将だった気がしますが
厨房内は若い人ばかりでした。
時計を見ると22時前。
夕方の運動だけじゃ足りないだろうから、
帰ってフェレっ子達と戯れないと。
でも少しだけ遠回りして、立日橋を渡って帰ってきましたよ。
ナルミキブンデネ。