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昨日は私の近くで大サービスしてくれた、 黒川清流公園のカワセミさん。 今日は給料日だったので駅前の銀行に用事があったのですが 「もしかしたら」が頭を過ぎり、カメラバッグも肩にかけました。 午前9時半頃のことです。 遭遇率が高い池の前へ行くと、双眼鏡を覗いている人が。 そしてその先には 今日も会えたね。 朝の光を浴びて「どうぞ撮ってください」とアピールしているかのよう。 自慢の美しい背中をチラリと。 君は本当に良い子。 この子は池の上にかぶさる木の枝にしばしばとまっています。 だから小さな池の淵にいる私たちは 信じられないほど間近に観察できることもあります。 晴れている朝や夕方は良い具合に光が差し込んでくれます。 撮った画像はトリミングしていますが 初心者用の私のカメラ&レンズ(三脚無し)でここまで写ってくれるので 鬼の様な望遠、しかも野鳥を撮り続けている方たちのものは 一体どんなことになってしまっているのでしょうか。 お近くの方は是非一度「黒川清流公園」を訪れてみてください。 名モデルが出迎えてくれますから。 カワセミさんの向こうの木にコゲラさん登場で、 よそ見をしていたらいつの間にやら 朝ごはん。 違う枝に移っていて、川エビ(ザリガニ?)のようなものをくわえていました。 ファインダーを覗いたときに虫に見えたので「ゲゲッ」と思ったのですが。 何度も叩きつけていました。 こんな小さくて黒いのを瞬時に捕らえちゃうなんて。 以前、この黒川公園でずっと野鳥観察をしているという おじいさんとお話したことがあったのですが、 長~いどじょうを捕まえたのはいいけれど 飲み込むのに苦戦して30分以上かかっていたと教えてくれました。 そんな長~いどじょうをどうやって胃袋に収めるのかも不思議。 私の他に自転車でやってきた親子がいたのですが 「ほら今日もいるよ」という会話をしていたし、 カメラを持って雑木林を歩いていたら 「あちらの池にカワセミがやってくるのをご存知ですか」と 教えてくれた女性もいたりで、 このカワセミさんは住民みんなが楽しみにしているようです。 昨日撮っていたときもランニングの女性が立ち止まって 「毎日いますねぇ」と話しかけてきました。 たくさんの人がこの子に癒されています。 湧き水とともに、黒川の名物になると良いな。 黒川の住人といえば ぶぶちゃん。 毎日ニャンコ達と一緒にいるおばあさんと話すことができました。 「一番ブスだからぶぶちゃんって言うの」って、ひどいけど 愛情たっぷりでした。 黒川のネコ神様たちは全て、 多摩平団地で飼われていた子が捨てられたり 捨てられた子から生まれた子なのだそうです。 大規模な建替えが進み変貌をとげる多摩平団地ですが 古い建物と一緒に家族を置き去りにするなんて。 これ以上、不幸が増えないように 見かねたおばあさんは実費で去勢手術をしたと言っていました。 雑木林には10匹ほどニャンコがいますが 「私が面倒みるのは4匹って決めているの。 他の子たちは、別の人が手術してくれたよ」 命の灯を消すのではなく 「地域猫」として定着するように、 努力している人たちもいるのだなと思いました。
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