Koizumi Tomato

春がグンと近づいた日曜日。


　黒川清流公園の亀さんもルンルン♪

　謎の桜？も咲きはじめ。

で、梅を観たいと思ったのですが
フェレっ子達の大きなケージが欲しかったので中野へ行く事に。

　新井薬師公園。釣り日和。

　ここでもポカポカ♪♪


フェレットワールド中野店で「サークル60」を購入しました。
現在使用のケージのほぼ2倍の床面積です。
これで夏場も皆一緒に過ごせます。

フェレットワールドを出てからは夫のフィギュア巡り。
私は同行せず一時間後に待ち合わせて個人行動。

　中野サンモール。

さすがに日曜日の午後は賑っています。

　飲み屋街は閑散。

夜の中野を体験したことがないので、
いつか繰り出してみたいのですが。

しばらくブラブラしていましたが
あてもなく歩くには人の多さが気になって、
駅北口の花壇前でひなたぼっこをしました。
ふと見ると、ここにも逞しく生きる子が。

　納豆の容器でごはん。

住まいの一部がお花だらけなんて、いいよねぇ。

　ロータリーの喧騒は程遠く。


約束の15時になっても夫が現れません。
電話をすると「あと少し待って！」
だいぶ経って合流した我々は「ライラの冒険」を観る為に吉祥寺へ移動。
私は「明日への遺言」が観たかったけど。


映画館は東亜興行チェーンの「セントラル」。
自由席で映画を観るのは久々でした。
薄暗い廊下に並んで席取りが新鮮。
立派なシネコンの巨大ポップコーンと違い
コインを投入して出てくるのは、頼りない大きさの紙コップ。

開場して席に着くと前の人の頭が気になる。
これも久しぶりの感覚。
「同じ値段で観るなら、綺麗な所が得だ」という夫に
「こういうのも味があっていい」
半分、強気で。

さて、肝心の映画ですが
冒険ファンタジー作品を観ない私は、
物語に入りこむのに相当苦労しました。
が、フェレット好きの間で話題沸騰（？）
イタチの姿をした「パンタライモン」の登場には
最初からキュンキュンです。
パンタライモンが出てくるたびに「シジミだ！」とヒソヒソ。
それから主人公ライラを守ってくれる頼もしい「よろいグマ」は
ハッスルした時のポンズくんにそっくり。
「ポンタンだよ！」とまたヒソヒソ。
なもんで、よろいグマの戦闘シーンは「ポンタン頑張って！！」などと
かなり見当違いの観方をしていました。

物語展開は「ここでこうなったら良いのに」と思ったことが
次々と叶ってくれる、観客に優し～いもの。
私は小学生低学年の頃に市民会館で観た
「ネバーエンディングストーリー」を思い出しました。
少年がファルコン（白くて巨大な生物）と共に
王女を救う愛と勇気の「はてしない物語」は、
自分がそれまで想像しえなかった世界が「はてしなく」広がっていて
イマジネーションにおいて非常に影響を受けました。
だから、その年頃の子が「ライラ」を観たら衝撃だと思うのです。
原作を読み頭で膨らましたものが、
最新鋭のＣＧで映像化されているのだから。
私が感激した「ネバーエンディングストーリー」は
その時は画期的だったかもしれないけど、
今では、しらじらしい合成だもの。ファ～ルコ～ン！

ああ、それで「ファンタジーとは対極の男」である夫の感想。
エンドロールの最中に「面白くなかったね」。
そういうのは劇場を出てから言ってくれ。
自分が観たいって言い出したのに。
シジミとポンタンが見れたからいいんだって。歪んでる・・・。