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テーマ:東京 / 江戸(1213)
カテゴリ:都内のこんな場所
ニコンプラザ銀座内のニコンサロンへ、
広瀬美紀展「Requiem 東京大空襲」を観に行きました。 以下銀座ニコンサロン案内ページより抜粋 <写真展内容> 62年前、東京大空襲で亡くなった人が10万人余りいて、その多くが名前もわからず、公園や空地、寺院などに数年間仮埋葬されたことを初めて知った作者は、東京の90ヶ所近くある仮埋葬地を撮影すると何かが見えるかもしれないと考え、しばらく仮埋葬地を撮り歩いた。 その多くは、親子が遊ぶ普通の公園、普通の寺院で、そこが仮埋葬地だったとは想像もつかない平和な日常の風景であった。 作者は東京大空襲の実態を少しずつ知るようになると、この大空襲で生き残った人を撮影しなければ、と考えるようになった。当時20歳代だった人は現在80歳代、小学生だった人は、多くは疎開していて空襲の体験はない、ということを考えると、いま撮影し、記録を残さなければ被災者たちの思いは永遠に封印される、と気付いたからだ。 私と同世代の広瀬さんが「東京大空襲」をどう捉え表現するのか とても興味がありました。 大きなモノクロの作品を前に、解説と照らし合わせながら 出来る限り自分で噛み砕こうと努力をしていると 後方で「どうしてモノクロで撮ったのか」と質問をする男性がいました。 カラーだと現代のイメージが出てしまう、というような回答でしたが 「それはあるが、カラーの方がやはりインパクトがある」と男性は意見していました。 なるほどな、と思いながら聞き耳を立てていたのですが 私からしてみれば難しいテーマで写真を撮ること自体が凄いです。 仮埋葬地、空襲体験者を撮ったとて、 表現力がなければただの日常スナップになってしまうからです。 日本が戦争をしていた時代のことは、 私は少しでも知り続けたいと思っているし 広瀬さんのプロフィールを見ると相模原育ちとのことで 次の作品展にも是非足を運びたいです。 ニコンプラザはまるで宝飾店のようにカメラが展示されています。 一方では手に取れるスペースもあって、 憧れのD300とかD3にベタベタ触ってきました。 いつも家電量販店で見ているのに、 ニコンのショールームに並んでいると雰囲気が全然違います。 ニコンプラザを出た私たちは、 両国の東京都慰霊堂へ移動することに。 銀座駅へ向かうとちょうど正午になりました。 12時を境に一部は歩行者天国になります。 昨日はポカポカ陽気でしたが、 画像を見るとまだ暗めの服を着ている方が多いですね。 桜が開花したら町の中が一気に明るくなるかも。 でも、さくら色を感じるシーンも見られます。 後ろ手の彼と繋いだ手、もしかしたら さりげなく彼のほうが離さないでいるのかな、とか 若くて可愛らしい2人 想像しながら撮らせてもらって楽しかったです。 いつまでもお幸せに。 かたやコイズミ家。 銀座のど真ん中で、ケータイの無料釣りゲームに熱中する夫。 カップルを背後から狙う、やさぐれ度1000%の妻。 「ケータイなんかぶっ壊してやる!!」 「カメラなんか投げ落としてやる!!」 罵りあいながら両国へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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