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テーマ:東京 / 江戸(1213)
カテゴリ:都内のこんな場所
両国駅から徒歩5分ほどの横網町公園内にある「東京都慰霊堂」は
関東大震災と東京大空襲の犠牲者が合祀されています。 古い講堂は中へ入ると薄暗くヒンヤリします。 漂うお線香の香りが慰霊の気持ちを高めます。 祭壇の前でローソクを灯し沢山の犠牲者を悼みました。 こんなことしか出来ないけど 関東大震災、東京大空襲、私は忘れません。 講堂内には先週TBSでドラマ化された写真家、 石川光陽氏が残した戦争の記録が大きく掲げられています。 その中には八王子空襲もあります。 番組でも「ここを知る人は少ない」と言っていましたが、 私も戦争犠牲者の慰霊を始めてから知った場所なので せめて都民には広く知らせるべきです。 文京区に東京都戦没者墓苑がありますが果たして。 興味が無ければ目につかないでしょうが、 だからと言って全く知られず、 そして忘れられてしまうのはあまりにも可哀想です。 納骨堂になっている三重塔。 細部は撮りませんでしたが、 この「東京都慰霊堂」は有名な建築家、伊東忠太によるものです。 専門的なことはわからないのですが 「築地本願寺や湯島聖堂と同じ設計者」というと納得です。 昨年5月に訪れた時は雨で閑散としていた園内でしたが 昨日は春の陽気で、元気にはしゃぐ子供たちやワンコの散歩、 自転車でやってきて写真を撮る人、 総勢20名ほどの写生教室の皆さんたちが 楽しそうにそれぞれの時を過ごしていました。 今晩は日テレで東京大空襲のドラマが放送されるので みてみようと思いますが、 藤原竜也さんに戦時中のイメージが湧きません。 そこを定評がある演技力でどの様にみせてくれるのかが楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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