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テーマ:日々自然観察(10109)
カテゴリ:ちょっと遠出
昨日はサークルの「富士五湖撮影行」でした。
事前に富士山撮影のDVDを先輩が貸してくださいました。 即ち「勉強しておけよ」ということでして。 少しでもお荷物の存在が軽くなるように 前日に観ておきました。 緊張していたので、朝はきちんと5時に起きました。 結果から申しますと 毎度のことながら、大変勉強になった撮影行でした。 要所要所、アドバイスをいただきながら 私も自分なりに撮ろうと夢中になりました。 そして夢中になりすぎて、ゴミが写っていたことに気付かず。 帰宅してから改めて撮ったものを見てみると 青空に点々と・・・。 ボディかレンズか・・・。 いやはや。 「どうだった?」と訊かれたら 「ゴミでした」と言うしかないです。 自分の駄目駄目さが嫌になります。 そんなゴミ写り写真でも、どんな場所へ出かけたのか ご紹介させてください。 予定では最初に二十曲峠で最初の撮影でした。 しかし厚い雲、しばらく待っても姿を現さない富士山に 次なるスポット、山中湖村「花の都公園」へ。 こちらでもなかなか拝めず、 ちょうど園内で「クマガイソウネイチャーツアー」なるものがあり 案内されたので、観察してきました。 様々な野草をネイチャーガイドの方が説明してくれます。 初めて聞く名前ばかり。フムフム、と聞いていたけど 帰ってきて忘れてしまったので、写真撮り+メモをしておけば良かった。 ハルニレの樹の下がクマガイソウの保護区。 2000年には50株程度だったものが、今では3000株を超えるそうです。 初めてマジマジ見ましたが・・・ 不思議なお花に可愛い形の葉っぱなのですね。 以下、花の都公園のチラシより 「源平の武将か、ヴィーナスの落とした沓(くつ)か」 漢字で書けば「熊谷草」。一の谷の合戦で活躍した源氏の武将の名を持つ、野性ラン。この不思議な形の東洋ランを、西洋ではヴィーナスが落とした沓(くつ)というロマンチックな名で呼んでいます。しかしその形のインパクトとあでやかで美しい色のためか、かつて日本の山野に普通に咲き乱れていたというクマガイソウ、同じく武将の名を持つアツモリソウ(敦盛草)とともに乱獲を繰り返され、いま絶滅の危機に立たされています。 期間限定のネイチャーウォーク。 デリケートなクマガイソウに会いに行ってみては。 クマガイソウの後は、 本栖湖近くで開催中の「富士芝桜まつり」。 昨日はNHKのカメラが来ていましたが、 今朝日テレの「おは4」で紹介されていて ネボケマナコの夫に 「ここ!ここ!昨日行ったの」と一生懸命説明しました。 勿論、平日でも物凄い人出でした。 私も仲間入り。 この頃にはすっかり拝む事ができた富士山です。 終わりかけの株もありましたが、まだまだ大丈夫そうです。 以下、「富士芝桜まつり」のチラシより 植付面積2.4ha、約70万株の広大な一面のパノラマは 瞳の奥までほんのり桜色に染め、新緑の緑、蒼々と天に立つ富士のお山とのコントラストが、 ひとときここがどこであるかを忘れさせてくれることでしょう。 その楽園の眺めに目が馴れてくると、 白・赤や薄濃のピンクの色彩の描く文様が、巨大な竜を形どったものだと気付きます。 かつて本栖湖に棲んだ竜が、お山の噴火を報せ、村人を救ったと言います。 本栖(もとす)という名は、元の巣・・・避難していた村人が、元の場所へ戻れたことに由来するのだそうです。 およそ国中をさがしても、そうそうは目にすることのできぬ勝景。 旅人はその眺めにただ息をのみ、 心のよどみや日々の疲れをきっと春のあたたかな風の中に溶かし、洗い流すに違いありません。 以前、遊園地があったという場所で今年から始まったイベントです。 とりあえず、竜を形どっているとは全く気付きませんでした・・・。 でも目の保養になりました。 次は「西湖いやしの里根場(ねんば)」です。 またまたパンフレットより引用させていただきます。 西湖エリア一帯は、かつてかぶと造りの茅葺民家が立ち並ぶ誉れ高い集落でした。昭和41年の災害により甚大な被害を受け、そのほとんどが消失してしまいました。 40数年の歳月を経て、昔懐かしい茅葺き屋根群と富士山の景色が蘇り、地域の歴史や文化、自然環境を舞台とした「西湖いやしの里根場」が誕生しました。 施設自体が新しい感じがしました。 いつ出来たのかわからないのですが。 手織教室や陶芸体験が出来るそうです。 おそば屋さんもありました。 茅葺のお家の合間からのぞむ富士山 かつてはこれが自然な風景だったのだろうな~と 想いを巡らせました。 この根場を後にしたのが午後5時、 地元に着いたのは7時頃だったか。 四苦八苦しながらの撮影は、またもやあっという間でした。 企画やずっと運転をしてくださり 親切にご指導くださった先輩方 素晴らしい機会を与えていただき、心より感謝申し上げます。 ああ~、ゴミ・・・どうしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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