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テーマ:東京都下/西東京(102)
カテゴリ:日野のこと
平日の午後、思うように赴けない高幡不動尊。
今日は午前中の早いうちに参りました。 大変な被害が出てしまった地震の、お見舞いと復興への願い それから家族の健康、 大厄の自分のこと。 本当なら6時頃には境内にいる予定でしたが 6時起床、寝坊してしまいました。 フェレっ子達としばし戯れ、夫にバトンタッチして 現地到着は8時頃。 第三日曜日恒例「ござれ市」開催も重なり、既に賑やかです。 先日よりもお花が増えていました。 でもまだまだこれから。 あじさい山は緑の木々に覆われて心地よい。 鬱蒼とした葉の影、間近でウグイスが鳴いている。 ガチャガチャした性格の私も、ここでは自然とゆったりに。 相変わらず可愛いお花をじっくり観ながら進んでいると、 更に15日は「お焚き上げ」なのでした。 だるまさん、撮らせてください。 心の中でお願いをして撮らせてもらいました。 すると「撮っているところを撮っても良いですか」。 男性が声をかけてきたので 「構いませんよ、私で良ければ」。 被写体の一部と化しました。 「ピンクのリュックを背負ってカメラを覗く女」は どんな風に作品に組み込まれたのでしょうね。 しばらく散策して、だるまさんのところへ戻ってくると ちょうど読経が始まりました。 炎があがり、より粛々とした気持ちになります。 暫くして、作務衣の若いお坊さん一人だけになり 炎の番をされていました。 少し近づいて、シャッターを切らせてもらいました。 このような場面に出くわすと、 役目を果たしたあとには「終わり」があるのだな、と思う。 人びとを護ってくださった御札やだるまさん 私は世の中に必要な役を担っているだろうかと ボンヤリ考えてみる。 激しくなる炎。 次第にかたちが無くなって。 そうして、煙になって あじさい山を高く、高くのぼっていきます。 やっぱり 平凡な日常の中に感謝の気持ちを忘れてはいけないんだ。 可憐なお花に賑う市 燃えさかるだるまさんを見 しみじみと感じた 強い「ひ」、日曜の朝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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