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テーマ:東京 / 江戸(1213)
カテゴリ:都内のこんな場所
ケータイから記事をアップしましたが、
今日は渋谷で友達と会いました。 あの記事の写真だと、ハチ公の前はガラガラですが たまたまぽっかり空いたので撮りました。 とにかく人だらけで 周囲の様子を窺っていても 「遅いよ!」 「えっ、ずっとここにいたんだけど」 もしくは 「どこ?人がいっぱいいすぎて見つからない・・」 と結局電話するパターンが多かったみたい。 「ハチ公前で待ち合わせ」なのに もはや目印として機能していない・・・。 A子ちゃんに会うのは5年ぶり。 5年前に赤ちゃんだった男の子は、 来春小学一年生だって。妹もできました。 よその子の年齢で、時のはやさって感じますね。 彼女は集まった3人の中で何気に一番のしっかりさん。 全然変ってなくて、5年前っていうより 一気に高校時代に戻ったような感じで嬉しかった。 B子は夏に六本木デートをしました。 そう、「デトロイト・メタル・シティ」を観たのだった。 まあ、ちょっと久し振り。 腐れ縁で保育園と小学校も同じ、姉妹のような存在です。 まずは腹ごしらえで、お昼は円山町の鰻屋さん「大和田」。 ホテル街の入り口に不釣合いの一軒家。 (建物は昭和20年代のものだそうです) なんでこんな所に、という場所に普通にあるので 「営業してるのかな」と暖簾をくぐるのを躊躇う。 B子は何度も足を運んでいるそうで 個室でゆっくり話が出来るからと、案内してくれました。 一番安い鰻重2000円と、肝吸い100円を頼む。 40分ほど経って出てきました。 うなぎの身は厚くはないけど、 香ばしさとご飯の丁度良い固さで美味しくいただきました。 「このうなぎ、永遠になくならなければいいのに~ 私、もう終わっちゃうよ」とA子ちゃん、うんうん確かに。 食事前、食事後にかなり濃~い話をしました。 16時半から映画を観る予定だったので、 15時半前に鰻屋さんを出て 近くの純喫茶「シャルマン」でお茶。 私はウィンナーコーヒー。 生クリーム、私を幸せな気持ちにしてくれる。 やあやあ、カフェもいいけどやっぱ純喫茶はええね~~。 てな感じで一息ついて、 B子の要望で「ノン子36歳(家事手伝い)」を観る。 私的感想は「酷い映画だな、こりゃ」。 散々文句を言えるのも、仲良し同級生だからこそ。 劇場のあるビルを出ると 昔、この界隈で東電OLが殺害された事件があったことを思い出す。 通路を歩くだけで、いつしか 街に呑み込まれそうな、永遠に浸かってしまいそうな あの事件は、 今日ここに来るまで記憶から消し去られていたけど 妖しげなネオンを見た途端、 哀しく寒々しい気持ちになりました。 ホテルや風俗店が連なる中を足早に通り抜け、 道玄坂でさようなら。 お互いに良い年を迎えられるよう言葉を交わしました。 その後、A子はCD屋巡り B子は忘年会のはしご。私はちょっとだけ写真。 スクランブル交差点。人酔いです。 この人達は何が目的でここにいるのだろう。 年末なのに。 私たち? 同窓会(笑) ・・訳もなく 居場所を求めて繰り出す人もいるのだろうけど・・ この街は、若かった頃から 素の自分では溶け込めなかったな。どこか飾っていないと。 今はますます遠い場所になってしまいました。 ここが悪いとか嫌いとか、じゃなくて 複雑すぎて理解できないのです。 だけど、背伸びしていた10代の頃 物事を解ろうなんてハナから思っていなかったな 「怖いもの知らず」 そう考えると、さすがに成長したのだろうか。 前に進まなくてはいけないけど 振り返ることもしなくてはね と、しみじみ2008年暮れの街角。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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