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カテゴリ:まいにちの生活
先日実家の父がたずねてきて、とうとうある話をもってきました。
そう、後継者のおはなし。 私の実家は父が脱サラで小さな会社をはじめて 今年でまる10年になります。 脱サラ社長としてはずいぶん遅咲きで、 父親も世間から見ればけっこうなお年。 まだまだ現役でいけるけれども後継者のことは もう先延ばしにはできなくなってきたようです。 昨年の秋、実家に帰ったとき父と会社の今後のことについて話をしましたが 身内の後継者については可能性が低いといっていたのに ここのところの動きで事態は一変。 おおきなプロジェクトをはじめるのに若い力が必要なのと 後継者を育てるのに絶好のチャンスなのだそう。 うちは妹もいるけれど向き不向きと年齢を考えると 必然的に我が家にお話が回ってくるのは自他共に認めるところです。 夫くんもそのことを知っていていずれはお話が来る可能性があることは 知ってましたが、昨年秋の話であまり考えなくなっていました。 はぁ~。ふくざつな心境です。 断ることもできなくはないけれど、父母を助けたい気持ちも大きい。 夫くんもその気持ちを持っている以上、現実的には断る方向はないと考えていいでしょう。 でも、父の会社は決して左団扇ではなく、 がんばらないとはっきりいってつぶれます。 ウデはあるのに腹黒さがたりない父。 頑固で他人の教育が下手な父。 仕事でがんばっているしそれなりに業績もあげているけれど あくまでそれなりな夫くん。 厳しい環境でたたかれて鍛えられたことのない夫くん。 まったく分野がちがうなかに入って、父の下でやっていけるのだろうか。 それから私。 今まで転勤がつらいだことの自分のしごとができないだことの言ってきたけれど 夫くんが後を継げば、業績があがるまでお給料は激減。 引越しだって今までその費用は全部会社もちで引越し手当てで儲かってたぐらい。 お給料も決して手取りは多くないけれど これだって保険料や貯金を天引きされた金額だものね。 おまけに社宅族だから家賃が引かれることはない・・・。 実家へかえれば同居はないから、家賃を自分で払いながら 家を建てる算段をしなくてはならない。 初めて定住という言葉が頭の中にでてきましたよ。 車のローンだってたくさんあるし、2台目だっているだろう。 何よりまず、引越し費用がいるではないか・・・・・・。 そして何より子どもたちの環境がかわってしまう。 決して悪いことではないはずなのだけれど 会社が軌道にのればおんぎゃ~くんかうーくんが巻き込まれることは必死。 いや、2人にプレッシャーをかけてしまうかもしれません。 また、軌道にのらなければ生活はどこまでも苦しく、 それもまた2人の子どもたちに苦労させてしまうでしょう。 父が正式に依頼してくる時はもうそこまで来ています。 心の準備、資金の準備、何もできていない自分にただあせるばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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