お泊り保育の日から長男の咳はだんだんひどくなり、今朝は鼻もズルズルしていました。
久しぶりに会うことになっていたお友達との約束もどうしようか悩んでいた時、一緒に行くお友達も体調を崩したので見合わせるメールをもらいました。
このところ長男の機嫌も悪いし、お邪魔させてもらうお友達のママがわざわざ車で迎えに来てくれるわけだし、うちも延期させてもらうことにしました。
説明していったん納得してくれましたが、長男の機嫌は一層悪くなり午前中は拗ねていました。
食べると言って作ったホットケーキに手もつけなかったので私の方も頭に来て、相手をすると言い合いになるだけだと思い、私はせっせと洗濯しながらお風呂や洗面所を必要以上に掃除していました。
すると、長男「どうせボクのこと嫌いなんやろ~!遊んでくれへんし。一緒に食べてくれへんし。どうせ○○ちゃん(遊ぶ予定だったお友達)の家に行ったって話ばっかりするくせに~」
とうとう大泣きしてしまいました
落ち着いて「ママは長男のこと、嫌いになったことないしこれからもずっと大事やで。大好きやで」と抱きしめたらますます泣きじゃくりました。
長男からのとても強い信号を感じました。
少し一緒に遊んだ後、病院へ行ってから恐竜キングのゲームを1回してもいいと約束しました。
出かける時に、義父に出会い、お昼食べに行こうと誘われました。
長男の食欲がないのは分かっていましたが、せっかく誘ってもらったし、作る手間も省けるという魂胆から、病院が終わってから行くことを伝えました。
次男を預かってもらい、長男と二人で行ったのですが、いつもの看護師さんでなく、長男と相性の悪そうな看護師さんに当たりました。
年配の方なのですが、上辺だけの言葉を使う人という印象があり私も苦手でした。
診察の時、口を開ける時、最近出来ていたのに、またもや今日は嫌がりました。
看護師さんが飛んできて無理やり開けてもらったのですが・・・そこから大泣きで・・・
しばらくこんなに大泣きすることがなかったので、ホトホト困りました。
診察室から出て来て大泣きしている長男に、その看護師さんは自分の仕事の手を止めず見向きもしないで「はい、終わり終わり。バイバイね~」と言葉は柔らかでしたが顔は無表情でした。少し、悲しい気持ちになりました。
会計の時も、薬局でも泣き止むことがなかったので、しばらく待ってみようと思い、義父に行かないことを電話しました。
少し落ち着いたので帰る途中に義父と次男に出会いました。どうやら心配して迎えに来てくれたようです。
再び食べに行こうと誘ってもらったのですが、長男が「行かへん!」と乱暴に答えたので義父は怒ってしまいました。
家に着いても玄関先でグズグズ言っていた長男を見て、義父が注意してくれました。「じいじはあっち行って」という言葉に、またご立腹で家に帰ってしまったのですが、今度は義母が出て来てあーだこーだと言葉を並びたてられました。
もちろん、心配して出てきてくれ、援護してくれてるのは分かりましたが、長男をますます追い込むだけで彼も引くに引けない。
義母は押し問答するだけして次男を連れて帰ってしまいました。
やっと落ち着いて私も口を開くことが出来ました。
「怒ってないよ。ママは玄関に入るのを待ってるの」とだけ言いました。
長男がすぐに入ってきたので何で泣いたか聞くと「ママはボクの言うことを聞かんとじいじの言うことばっかり聞く」と言われました。
ハッとしました。
そういえば、いつも義父母の顔色を伺っていたように思います。
義父母の手前、言うことを聞かさねば・・・と
今まで何度も長男がグズグズ言った時も、長男の気持ちを代弁しないで『こんなに私は大変だ』とアピールしていたかもしれません。
長男のことを意見された時も言い返せませんでした。
いつの間にか、義父母にとって、長男は甘えん坊のわからずやになってしまい、そうさせたのは私だったことに気付きました。
今日の長男の言い分は『病院が終わったらすぐに恐竜キングのカードゲームに行く約束だったのに、ママはじいじの言うことを聞いてボクを後回しにした』でした。
そう、長男はいつだって自分なりの筋を通しています。
これからは、『義父母の手前』を考える前に長男の気持ちを先に考えようと思いました。