ホッと　tea　time

幼稚園が終わった後、久しぶりに会う友達の家へ招待してもらったので、厚かましくも「それじゃあ、持ち寄りでクリスマス会しよう｣と提案しました。
もう一組の友達も賛成してくれたので、準備して楽しみに待っていたのですが･･･

幼稚園から急かしてしまったのが私の敗因か、長男の機嫌が急降下
だんだん、私の言うことを聞こえない振りしているのが分かりました。
一緒に行くお友達が迎えに来てくれ、｢待ってくれてるから早くしなさい｣と言うと｢行かへん!｣と玄関に座り込んでしまいました

長男と、お邪魔する先の長男くんとは小さい時からこれまで喧嘩を繰り返しながら育ってきたお友達。
外で会う時は仲良く遊べるのですが、どちらかの家で遊ぶとなると、真っ先にこれまで激しい喧嘩のイメージが思い浮かぶようです。
喧嘩してもその後仲直りしたら良いのだから好きに遊べば良い。と言ってきたのですが、｢どうせ喧嘩になるんやろ｣と投げやりに言うのでつい、｢仲良くしないとサンタさん来てくれへんわ｣と言ってしまいました

私自身が友達にすごく会いたかったので、何が何でも行こうとしたのが逆効果で長男は大泣きして頑なに拒否してしまいました
迎えに来てくれた友達の説得にも耳を貸さず、そのうち、様子を察して出てきた隣の義父母の話も聞かず・・・
私も逆上していたのと、それに加え、義父がずっと見ていてイライラしているのが分かったので思わず、長男の頬を叩いてしまいました。

今から思うと、私が友達に会いたいがために長男の意志を曲げようとしたことと、義父の手前、親の面子を立てようと自分のために長男を犠牲にしてしまいました。
見ていた友達が咄嗟に｢叩いたらあかん｣と言ってくれたのが救いで、すぐに目が覚めました。
涙がボロボロ溢れてきて、長男もビックリしたようです。(あー情けない)

結局、長男と私はとりやめ、次男だけ連れて行ってもらいました。
すぐに長男は落ち着きましたが、いつものように｢やっぱり行きたい｣とは言いませんでした。
私もすぐに心の整理が出来ず、ギクシャクした時間を過ごしたのですが、長男が謝ってきたので、ハッと気がつきました。
長男が謝ることではないのに。子どもに気を遣わせてしまった･･･
また、泣けてきて私からも謝りました。

まだまだ半人前のこんな私です。
日々、成長と言いながらぜんぜん変わっていないと思い知らされました。
子どもには自分の気持ちを主張できるようになって欲しいと願いつつも、ぜんぜん逆のことを今までしてきたことに気がつきました。
忘れないようにしたいです。