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カテゴリ:日記
およそ一年半ぶりにFOLFIRINOXの点滴を受けました。
慎重を期して、心電図や血圧のモニタを付けて 身体中線だらけ。 最初はきっちり分けているのにそのうちテレビのリモコンやiPadの充電の線やらも 一緒に絡んでいて大騒ぎです(笑) 血圧や血中酸素も測ってくれて基準値より外れるとキンコーンキンコーンと アラームが鳴り出します。 えっ!?ちょっと待って。私大丈夫だよ! と慌てて大きな深呼吸するのですが、すぐにまた キンコーンキンコーン。 なんか疲れた(笑)でも取るわけにいかんし…。 ひと晩我慢しました。 点滴はポンプがついて気泡や揺れなどに敏感です。 トイレに行った後揺らしたつもりはないのによくアラームが鳴り 昼間はまだしも夜間は同室の方に申し訳なくて。 何もしてないのに鳴るのも珍しくなく、 そういうのが続くとイライラします。 まぁそれはいつもの治療でも同じですが、私FOLFIRINOXの治療の薬剤の中に 合わない薬があるようなのです。 毎回その薬が入って来ると滝の様な冷や汗と腹痛に襲われるのです。 それは、イリノテカンという薬。 合わない、とは言えこの薬をやらなければ治療が成り立たない様で 薬の量を減らしたり時間をゆったり目にしたり 主治医の先生はなるべく軽く済む様に考えてくれています。 その他の薬でも副作用は悔しいけれど、ちゃんと出てきます(笑) 腹痛と下痢、だるさ、手足のしびれ。 腹痛には痛み止めの麻薬。 下痢は下痢止めの薬。 汚い話ですが、自分の意識とは関係なく、昼でも夜でも、出てしまいます。 なので、ひどい時にはパンツタイプのオムツを使いました。 最後まで残っているのは、腹痛と以前からずっとある手足のしびれ。 腹痛から足も痛くなり、フラついて看護師さんに抱えられていました。 今回、以前より体力がついているし…と思っていましたが 基本的には同じ様な副作用が出ました。 でも、前ほどの辛さはないと言えます。 点滴の時間や薬の量によるもので、しばらくはこの治療を続けていける!と思います。 最後の賭け、ではなく、まだまだ先が続くと信じてやる。 最後の賭けにならない様にこの治療をするんだ、と思います。 この入院中、他のガン患者さんに、「あなたは末期ですか?」って聞かれました。 さぁどうかなぁ?末期ですかねぇ?って答えたんですけど その時はそんなこと思わなかったけど、今では これ、なんだか失礼な質問だなぁと思います。 本人がいうならともかく、話の内容で自分で察すればいいのに…。 仮に私が末期でも、末期でなくても、アナタには関係ないでしょ。 チョット怒れました。はぁ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.03 14:50:32
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