カテゴリ:軽度発達障害
今、
言語聴覚士のための聴覚障害学 という本を読んでいます。 まだ半分くらいなので、レビューは書けませんけれど。 楽天ブックスではでないけれども、他のネット書店では買えます。 この本を読み終わったら、 言語聴覚士のための言語発達障害学 に挑戦します。 この本でとくに印象に残ったのは言葉の臨界期の話です。 乳児期の早い時期に気がつくことができ、補聴器をつけてリハビリを始めれば、言語は保存できるけれども、始まりが遅いと言語を習得するのは難しいというところです。臨界期は意外と早く、一歳なら言語が保存できても三歳以降だとかなり難しくなるという話でした。つまり、二歳で何とか聴力検査をするのが望ましいということですね。 乳児も会話をするようです。 生後二ヶ月くらいから、話しかければ「なんご」の量が増えるそうです。 少なくとも生後一ヶ月からでも、大きな音がすればモロー反射(抱きつき反射)と呼ばれる「あわわわ」と全身で驚いた様子をみせます。 息子の場合には、寝ているそばで大きな声でしゃべっていてもスヤスヤと大人しく眠り続けるような赤ん坊でした。何度も耳の聞こえを心配して大きな音を立ててみましたが、そのときにはきちんとモロー反射が見られ、耳は聞こえるようでした。しかし、名前を呼びかけても返事をしないことはしばしばありました。「なんご」の量も少なく、言葉も遅く、男の子だからかな・・・と思うことはよくありました。 なので、大きな音がしても泣いたりモロー反射がなかったりすることが多かったら、早めに耳鼻咽喉科に行った方がいいようです。声をかけても返事をしない、本人には悪気がない、というのはちょっと違う方面の心配をしないといけないのでしょうね。 聞こえているけれど、分かっていないというあたりのことは、この本ではまだ分からないようです。 聞こえの問題がある場合には、コミュニケーションをとるために、目で口を見て会話をすると良いようです。 ☆口元をみる。 ☆周囲の雑音を減らす。 ☆合図を送る ☆視覚的なコミュニケーションをとる このあたりの対応は 発達と障害を考える本(9)ふしぎだね 聴覚障害のおともだち に非常に分かりやすく書かれています。 もう少し詳しく知りたいので参考書を探してみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.01 21:13:04
コメント(0) | コメントを書く
[軽度発達障害] カテゴリの最新記事
|
|