基本に忠実に本質を伝える

何となく、体感してることですが、もう高卒を正社員で取る職場は激減してほとんどないように思われます。そういう職場は派遣やパートに置き換えられてしまいました。以前は商業科の高校を優秀な成績で卒業して、地元の銀行か、信用金庫に勤める。とか、工業高校を卒業して、ラインの労働者として就職する、とかあったんですが。

今でもまだ残っているのは、流通業ですね。実力さえあれば高卒正社員が可能かもしれません。ここも非正規雇用化が進んでいるので、非常に難しくはありますが。それから、技能職。若いうちから手先を使う仕事。

今からすぐにできること。

１、皆勤賞を狙う。今年一年は遅刻も欠席も欠課も早退もしない。

２、髪を黒くする。プリンみたいになって恥ずかしくても、伸ばして自分の色で黒くするのが一番。

３、小学校６年生までの算数を完璧にマスターする。

４、ブックオフでビジネスマナーの本を105円のコーナーで買ってきて、その内容を実践する。

５、さわやかな挨拶が滑らかに出るようにする。重要です。

成績は赤点を取らなければ、それほど問題にはなりません。高卒社員に求められるのは、頭の良さよりも体の丈夫さです。とにかく休まない、遅刻しない。

そして、真面目に、きちんと働いて、新卒就職の先を大事にしていれば、三流大学卒を生涯年収で超えることが可能です。

夢がないことを言ってごめんなさい。私は実社会で高卒の優秀な人を沢山見ました。そして、残念ながら、振られる役割が限定されています。その可能性を広げるためには、借金をしてでも大学を卒業するのが一番手っ取り早くて簡単なんです。