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姜 尚中博士は、日本の自殺率の高さを憂いて、こういいました。
助けてどうなる。 自分で死にたがっているんだろう。 といった論調が見られることがあります。 とても残念です。明日はわが身なのです。 自分とは関係ないと思うなら、厚生労働省が出している年代別の死因分析をみてみましょうか。 死因分析 緑色が自殺です。15歳-44歳までは死因のトップか二番目です。この頃の病死が少ないと思われますか。それとも精神的な医療の立ち遅れ、セーフティネットの弱さと思われますか。 実数はこれよりずっと多いとも多少少ないとも言われていますが、遺書がないものが多いので、事故の中にもかなりの数の自殺が含まれているでしょう。また、一件の自殺のかげには10倍の未遂があると言われています。 経済状況が悪化してから急増というのには、日本のセーフティネットの弱さと弱すぎる労働者の立場があります。 日本、無保険失業者の比率77% 先進国で最悪、ILO報告書 ええ、こと、労働者の権利に関して言えば、日本は先進国とは言えません。 労働問題関係のニュースを探すと私の嫌いな新聞ばかりが取り上げています。 同一価値労働同一賃金の原則 30年もかかって何も変わらない。むしろ悪くなっている。女性だけでなく、若い人にも嫌なことを皆押し付けて、知らん振りをしていると思います。 明日食べていけない、と思って生きていける人がいるんでしょうか。 ちなみに。私はこの4月から、それなりの時間働く予定のパートですが、社会保険、雇用保険は全く適用されません。ダンナの傘の下にいるからできる働き方です。でも責任は一人前だそうです。当然ですが、自衛をします。しないとリスクが大きすぎますから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.03 10:30:13
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