テーマ:最近観た映画。(40089)
カテゴリ:日々のつれづれ
原作ファンは怒っているらしいですが、映像になるとぬるくなるのは止むを得ないので。
MW-ムウ- ネタばれありです。 私はなかなか興味深かったです。 「キャニスター缶2本で半径50km全滅ってどんな神経ガス?」とか 「水で容易に中和されるなら、雨の日の効果は激減だな。」とか 「いくら水で中和されても、あんなに近くにいたら危ないだろう」とか 「サンプルだとしても一時保管場所に××はなしだな。」とか 「賀来神父はフラッシュバックはないのかな」とか まあ・・・気体の濃度をコントロールするのはとても難しいので。 逆にエアロゾルなんかだとコントロールできます。 ちょっと計算してみたけど、キャニスター缶2本で関東全滅は、ガスによってはありえます。いややな。 賀来神父(山田さん)の苦悩を理解するのには結城(玉木さん)と賀来神父が同性愛関係である、という設定が必須で、映画ではそれを暗喩するシーンだけが登場する、とのことでした。うーん。ちょっと分かりにくかったかな。 結城=悪の化身、賀来=良心という描き方は細やかにアピールしていたと思います。服の色とか。 結城は悪の化身なのかなあ。神経ガスを浴びたから、良心が壊れてしまった、と言いたいらしいんだけど、壊れていなくても快楽的殺人者っていますよ。多分。目的は人を苦しめること。手段じゃないんですよ。 そして、結城と賀来は同性愛だけでなく、暴力を伴う支配-服従関係にあります。賀来はそれを断つことができない。本当は孤独だから。 タフなダークヒーローに見える結城も、その実内面は空虚です。それを意味する科白もでてきます。 やっぱり、原作を読まないと分からない気がする。どうしようかな。 MW(ムウ)(1) MW(ムウ)(2) 結城の行動はモラルハラスメント的な側面を持っていると思われます。 モラル・ハラスメント うーん。面白かったけど、どうしよう。原作の方が興味深いのなら読もうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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