テーマ:中学校って・・・(602)
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殆どの人が国語力がネックになって成績が伸びないのに、国語対応は最後になることが多い。
国語力はまず論理的な美しい文章に触れることが必要だが、長文は敬遠して読まないことが多い。 まず、新聞のコラムを音読。一面の下にある細長い部分を声に出して読むと良い。殆どの人がそもそも日本語の語彙がないために理解ができない。だいたい700字程度。 天声人語をこよなく愛している人もいるが、天声人語は実はクセがある文章なので、初級者には向かない。特に中学生はある程度国語力がある人でないと難しい。毎日新聞でも産経新聞でも地方紙でもコラムならば大丈夫。日経新聞は話題が経済に偏りがちなので勧められない。ただ、格調は高く、さすがにクオリティペーパーと言える。 音読のみで最初は構わない。音読さえできない人のほうが多い。 最近は入試で自由作文が多い。書き出しに苦労する子が多いので、その場合にはコラムの最初の100文字をただ写すと良い。たしか以前「コラム訓練」の記事を書いた気がしますが、ちょっと探す余裕なし。 ある程度国語力があり、量にひるまないのなら、実は社説のほうが起承転結がはっきりしていて読むのは楽。だいたい1200字程度だった覚えがあります。時事も同時にきちんと押さえられるので社会の公民対策にもなってよい。 国語は簡単な文法を押さえると読解の精度があがる。 出口汪の新日本語トレーニング(1(基礎国語力編 上)) この程度の小学生用で構わないので、短期間に終わらせる。だいたい頑張れば1ヶ月で終わらせられる。また英語と違ってとっつきやすいのも良い。 基本的に国語は「文章中に書いてあることしか聞かない」という暗黙のルールがある。創作はしてはいけない。 本当は国語が本当にできる人に入試問題の過去問題を解いたものを添削してもらうのがベスト。たいていの人が「自分に甘く」適当に考えている。私もそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.17 17:50:08
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