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本当は私は錬金術的な科学観が好きです。
デカルト哲学に基盤をおいた近代科学は刻み、数値に落とし込み、簡潔に理論を述べることで発展してきました。そして、私は能力が低いので、その手法でしかアプローチはかけられません。そうすることで、限られた能力の人たちも広く化学にアプローチできるようになった功績は極めて大きい。 でも。本当の世界は多分そうじゃない。モデル系ですっきりまとめたところからこぼれ落ちる、あんなことやこんなことも本当は皆つながっている。ただ、今の理解では近似的に無視されているだけで、本質的な重要度が違うわけではない。 一は全、全は一であり、すべてが連綿とつながっている。世界はネットワークである。 ちゃんと錬金術を勉強したわけじゃないけど、デカルト哲学に疲れてくると、錬金術やベルクソンに目が向いてしまう。私がネグっている事柄にこそ真実が隠れているのかもしれない。 ・・・・でも、化学教師としては「錬金術が好きだ」と言ったら、頭がおかしいと思われるんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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