テーマ:仕事しごとシゴト(23716)
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副題は ~賢くふるまう技術~ 古川裕倫 著 とあります。
女性が職場で損する理由 こんな本に手が伸びてしまうということは、情けないことに私は職場で損をしていると思っているということです。 ざっくりというと、帯にこの本の価値の大部分がつまっています。 愛嬌をもち、さわやかな笑顔で 優しい *フリ* をし、 相手に先にしゃべらせた後で自分がしゃべり 気を利かせ 報告は密に、失敗の報告は特に大事で、 任せてくださいとはっきり言う。 どうでもいいことは上司に決めさせて *あげる* お茶”くらい”入れてあげる。 話しかけて*あげて*、さらりと終わらせる。 云々。 最初は女性が書いた本だと思って読み始めましたが、途中で男性だとわかり、ちょっとだけがっかりしました。 これは新入社員のときに読めば価値がありますが、新入社員のときに読んでいたら、腹が立って床に叩きつけていたと思います。 でも今なら分かる。 気が利いて、てきぱきと頼れて、愛嬌もある*フリ*をするだけで、ちょっとしたいざこざを回避できます。そして、気が利くフリをするのには多少の時間のロスがありますが、いざこざに巻き込まれたときはもっと消耗します。 気が利くフリをしながら、どこかで線を引いておかないと、使いつぶされるんだぜぇ。 そのさじ加減が大事ですよね。 時間で線を引く、というのが一番合理的です。 時間で線を引かないと、体力がない女性は潰れるんです。 後は締め切りを決めていくんですね。 私もいい年になりましたので、もう愛嬌だけでは食っていけません。 優しい*フリ*をして、擬似おふくろさんタイプで世間を泳ぎます。 本当のおふくろさんじゃないから無限の愛は注げない。 まあ、9-17時限定の愛、ということでよろしく。 とりあえず、机を片付けるか。 整理整頓ができる*フリ*をすると人間関係が大分マシになる気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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