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卓越する大学 2010
に人気になりそうな学部・学科のアンケートがあります。 文系の上位は 1、経済系 2、経営系 3、教員養成系 4、法学系 5、国際 6、心理 ・・・ 理系の上位は 1、看護 2、医療技術 (理学療法士、作業療法士など) 3、農学系 4、工学系 5、教員養成系 6、医学系 歯学・薬学の凋落が目立ちます。歯学・薬学・獣医は6年間の学費がかかる割りに収入が伸びないことが敬遠される理由だとか。その点、医療技術系は4年で確実に資格が取れるので人気があるようです。 さらに、歯学・薬学は乱立が目立ちますので、だぶついています。残念ながら看護・医療技術も乱立&だぶつきが見られますので、志を高くもって上を目指さないと、就職で困るでしょう。母校がなくなる、在学中に倒産する、などの事態をさけるために、あまりにも経営状況が悪い大学は考え直すべきだと思います。 看護師は仕事があります。産科医の状況が弱いので、助産師資格が強いかもしれません。理学療法士・作業療法士はニーズが拡大しているものの、それ以上に養成されているので、供給過多です。やはり上位・伝統校を選んだほうがいい。理学療法士の先輩が引っ張ってくれる可能性があります。 獣医はだぶつきせん。待遇はそれほど良くないものの、需要は逼迫しています。それなのに、学部の定員は抑制されています。稼げないが食える。従って、獣医は農学系の中では飛びぬけて偏差値が高い。ベネッセで60-65は必要です。 獣医には学力が足りない、という理由でアニマルへルステクニシャンやトリマーを目指す場合には、「大学でなくても専門学校でいいんじゃない?」と私なら言います。 工学部は目立った資格が取れないのと、技術者で生きていくのには最低でも修士号が必要だ、という理由で敬遠されています。しかし、技術者として仕事をしていて、いつも「工学、農学系には理学は負けるよなあ。」と思います。仕事はひっそりと、しかし、確実にあるのです。 工学部を目指す場合には、物理・数学IIICが必須です。 農学部は物理でも生物でも受験できます。数学IIICを課すところも少ない。 ということは、数学が苦手な理系が流入してきますので、英語でアドバンテージを取ってください。農学系を選んだ場合には、公務員も必ず視野に入れてください。 実は、文系の経済系で成功すると、理系で倹しく稼ぐよりずっと稼げます。 文系で稼げるかどうかのポイントは「数学ができるかどうか」です。 だから、文系でも数学IIICを勉強したほうがいいと思います。 法律リテラシーがあれば、どんな場面でも役に立ちます。法律リテラシー+営業力があると生き抜ける。営業から逃げてはいけませんが、こなせればどこでも重宝されるでしょう。 弁護士も二極化しているそうなので、+α必要です。特に士業は営業が重要。 国際系は語学力と何らかの専門性を引っさげて外資で働くのが今一番確実に生きていける方法です。語学力はそれだけでは基本リテラシーなので。語学+経済、語学+工学、語学+法律など、合わせ技で一本!です。 通訳・翻訳はかなり景気に影響される職業です。景気がいいときはうんといい。 本当はこういう病んでいる社会では心理系のニーズが高いはず、なんです。ニーズは高いのですが、臨床心理士の待遇と立場が弱い。6年大学で学んだ臨床心理士の立場が保健師よりも弱いというのはおかしいですよ。こういうコメディカルの矛盾を解決するのには意外と時間がかかる気がします。 ただ、いつも思うんですけど。 きっとどこの学部を選んだらいいか、生徒さんは親御さんか、先生に相談しているのでしょうね。 親や教師はン十年前の状況からしか判断できないのです。古い。 どの職業がうまくいきそうか、という予測は上手な人でもせいぜい5年先しか読めないと思います。でも職業人生は40年あります。 結局、好きな仕事こそが天職なんですよ。 ええと、私の母校は・・・「身を粉にして社会に貢献するエリートの育成」? あたっているのか外れているのか。少なくともエリートではないな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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