テーマ:中学校って・・・(602)
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成績評価は客観的な数字と記録された根拠が必要。
中学校の評定は概ね成績+提出物でつけられる。 提出物を重視すると学校が安定し学力が上がる。 娘と話していて、学生さんってずいぶん勘違いしているのねえと思ったので。 娘は成績普通です。5段階で3とか4とか。授業態度はかなり悪いと自覚しています。テストの成績は概ね平均点+20点~40点。学年5位以内をキープしていて中二の始めに英検準二級を取った英語でも5はつきません。 ていうと、先生に嫌われているから成績悪いんでしょ、と言われそうですけど。実際嫌われていると思いますが。 成績は感情的につけることはできないものです。評価は厳正につけなくてはいけません。数字で、きちんと教務手帳(通称えんま帳)に根拠が記録されている必要があります。このご時世なので成績をつけた根拠を本人に対して開示せよ、と言われても大丈夫なようにつけるものですから。 (本人だけの素点・平常点なら開示要求にこたえられるし応えるべきだと思っています。私は手が回れば全員に開示しています。が、集団内の相対的順位は教えられません。そのことにより他の生徒さんの個人情報が推測される可能性があるからです。) 私の平常点は授業中の小テストだけでつけています。よほどのことをしない限り授業態度は評価対象にしていません。よほどのこととは甚だしい授業妨害で他の生徒の学ぶ権利を侵害したとか、ほぼすべての授業で熟睡していて履修したと認められない場合、授業ノートが真っ白でやはり履修したと認められない場合、小テストを故意に未提出にした場合などです。これらも評価する以上は必ず数字で記録しておかねばなりません。 幸い、今までは授業態度を理由に評価を下げないといけないケースはありませんでした。上記の事例は荒れた学校を経験した先輩の談です。 やる気を数字で客観的に量るもう一つの方法は提出物です。 提出物をきちんと出させるのは集団の規律と安定につながり、基礎学力がつくので重要です。 特に中学校では提出物は非常に重視されます。 娘は提出物がとても弱い。そのために自動的に評定が一つ下がっていると推測されます。 私は提出物を課しませんでした。課したこともあるのですが。そして提出させた時とさせないと気を比べると課さないと学力が伸びないということもよく分かりました。課さないといけないと分かったけれども課したくない。自分も提出物に弱いし、提出物が出せない子の中に一定の割合できちんと評価すべき生徒さんがいることも分かっています。 提出物を課す効果が得られて、提出物重視による評価のいびつさを回避するにはどうしたらよいか。考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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