カテゴリ:軽度発達障害
一斉授業で要配慮の生徒を見つけるコツ一番いいのは授業前に個別の指導計画を見ておくこと 事前情報がなかった場合、 一斉授業で視野を広く教室全体を観察する。 要支援の生徒は教師と視線が合わないことが多い。 逆に視線が合いすぎる生徒も要注意 教員に助けを求めていることがある 顔だけでなく薄く広く机や足元も見る 我慢している ADHD は足元に特徴が現れる どうみても机が乱れている 教員が書く時間と生徒が書く時間を分ける 生徒がノートを書いている時間をよく観察し 書き終わったら鉛筆を置くように指示をする 書き終わるのが遅い生徒がすぐ見つけられる ただ書き終わるのが遅いだけでなく書き方にも違和感がある 板書が終わった後は速やかに生徒の様子を見るよう机間巡視する 協調運動障害がある場合 指示を出した後動き出すまでの姿勢に違和感を感じることがある 姿勢に不器用さを感じることがある また鷲手(わして)のような特徴的な手の動きをする コミュニケーション障害がある場合 所在なく手をひらひらさせるといった行動も見られる 席を立つ座る移動するなどの指示を出した際に 明らかに1テンポ2テンポ行動が遅れることがある 視覚支援で行動の遅れは回避できる 読み書き困難で支援が必要とする場合 図やグラフならばよく理解していることがある 会話の知的レベルと読み書きに大きく差があれば支援が必要である 授業では指名やフリートークなど生徒と話をする機会を増やすと早く気づく また教材で文字情報だけでなく図やグラフを多用すると理解の差が分かりやすい ノートチェックは読み書き困難ディスレクシアを早く見つけるのに有効 字が丁寧に書いているのに汚い 文字の書き出しがバラバラで統一されていない 点や丸を書き落とす、 鏡文字や偏と旁の逆転がある、 行まるごと抜ける、 こういう場合は書字障害を疑う 読みが困難である場合、音読を嫌がる、違うページを読む、読み飛ばしが多い などが見られる 音読を指示する場合、同じ箇所他の生徒が選んだ後で読ませるとうまくいくことが多い いずれにしても学習障害発達障害は生徒にとって辛い 認めたくない自分の弱みである できないことを認めるくらいなら怠けていると思われた方がマシだと考える生徒もいる 一見怠業に見えても決めつけずに原因をよく観察する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.17 02:30:50
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