|
カテゴリ:どんぐり文章題(長女)
ここしばらく、ムーリー君の紫陽花の葉と雨の滴問題に取り組んでいた長女。土曜日、3回目にして答えにたどり着くことが出来た。
1回目
葉2枚としずく6滴、516円の商品券が3枚の絵と、葉4枚としずく5滴、717円の商品券が2枚の絵を描いた。
2つのセットを比べて同じものを消すと、516円の方はしずく1滴が残り、717円の方は葉が2枚残る。2つの差は201円。
長女はここから展開しようとするも、イメージを動かすことができず行き詰まり、この日はお終いになった。でも
「分からん帳じゃなくて、『続く』にする。」
ということだった。理由は、もっと深く考えられるはずなのにできなかったから、だそうだ。
2回目。始めてしばらくは1回目の絵を見て考えていたが、ここからの展開は難しいと思ったようで、次ページに最初から描き直した。
前回は、それぞれの商品券1枚分の葉と滴の絵だったが、この時は、商品券全部の葉と滴を描いた。でも、何かを「発見」するには至らず、私と一緒に色を塗ってお終いにした。
そして、3回目。始める前は
「今日は違う問題をしたい気分~。」
と言っていたのに、クロッキー帳を広げると気が変わったようで
「やっぱりこれの続きをするわ。」
と言って、考え始めた。絵を見てはおやつを食べ、時におやつをじーっと見つめ・・・だいぶ経って
「分からん帳にしようかな・・・」
と言い出した。でも、「分からん帳にするとしても、もうちょっと絵を見ていたい」と言うので、私は
「今、絵から分かっていることは何なのかな。」
と声をかけた。長女は、
●● ○○○○○○ → 516円 ●(葉)○(滴) ●● ○○○○○○ + → 1032 円 ●● ○○○○○○ 「だから・・・あっ」 717円のセット1つ ●●●●○○○○○ との差は、しずく7滴315円であることに気付いた。
そして 「終わってから説明するね!」
と、3ページ目の下に作ったスペースで計算を始めた。しずく1滴の値段は315÷7で45円。6滴は45×6で270円。516-270で、葉2枚は246円。葉1枚は246÷2で123円。
「ふ~。できたー」
私が声をかけなかったら、分からん帳行きになっていたのかな・・・私がきっかけを与えてしまったのかな、と考えている間、長女は1回目の絵をじっと眺めていた。聞けば、最初の絵から展開できなかったのが心残りの様子。
私が、どんぐり文章題はこの問題に限らず色んな考え方がある、と話すと長女は
「また6年生になったらやってみる。違うやり方でできたらいいな。」
と言っていた。
添削して頂きました。 いつもありがとうございます!
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|