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毎週水曜日、うちに来てどんぐり文章題をしている、I君(小3)とY君(年長)兄弟。
ぼーっとしていて、表情の変化がやや少なく、何を考えてるのかな~?って感じのお兄ちゃん。
一方弟の方は、よく喋るし、機転を利かして何か言ったりしたりする。いつもニコニコしていて甘え上手。
お父さん、お母さんはそんなY君に期待を寄せているようで、Y君もそれを何となく感じているのか?どんぐりをしてて、知らない言葉や物が出てきても、はっきり「知らない。」と言わない。
「まぁ、ちょっと知ってる。」
とか
「あんまり見たことがないけど、まぁ、うん、前に階段のとこで見た気がする。」
とか言って、体裁を取り繕うとするのだ。まだこんなに小さいのに…
そして、I君と自分は対等って感じの、ちょっと生意気な(かわいいけど)態度。
そんな、両親の期待を背負うY君。我が家でどんぐりをするようになって2か月が過ぎた。
毎回楽しく絵を描いているのだが、「半分」がどういうことか分かっていない、「一つ、二つ、三つ…」が「1,2,3…」と結びついていない等、1年生の時のI君と全く同じなのだ。
これは、育ってきた生活環境なんだろう。このままでは、下の弟たちも心配だ。一回、お母さんと話をした方が良いなと思っている。
お兄ちゃんのI君は、弟が両親(特にお父さん)のお気に入りなのをよく知っているし、弟が自分に取る生意気な態度も、どっちも面白くないと思っている。だから、弟が自分と一緒にお絵かき算数を始めるのは、本当は嫌だった。なかなか、複雑な心境なのである。
でも最近のI君は、いざ文章題に取り組み始めると、驚きの集中力で考える。以前は、クロッキー帳を見つめて「うーん」とうなったまま固まっている、ということが度々あったが、今はとにかく手を動かし、絵図を描いて考えようとする姿がある。
考えるっていうのがどういうことか、気付き始めたのかな。
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