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カテゴリ:どんぐり文章題(長女)
6MX02 モグモグは地底散歩をしていた時に原子力発電の燃料になるウランを見つけたので電力会社に売ることにしました。8億円で売ろうとしたのですが、高くても売れるかなと思って最初の値段の2割増しの値段を定価として付けました。ところが売れないので、定価の3割引きで売りました。では、売った値段を求めてみましょう。
「ウランじゃなくて、ダイヤモンドに変えてもいい?」
と長女。私が「いいよ。」と言うと、
「モグモグの世界では、ウランなんか存在せんの。モグモグにはそんなものには触れてほしくないの。」
と言ってスタートした。
長女がこんな事を言うのは、以前長女に「ウランって何?」と聞かれて私が少し話したことから来ている。
・ウランは原子力発電の燃料になる物質であること。 ・原子力発電を動かすために日本は、世界のウラン鉱山からウランを買っていること。 ・燃料を作るために、ものすごい量(1キロの燃料に対して30t)の「ウラン残土」というものができること。 ・ウラン残土は放射能を帯びていて、そこに住む人々の健康を害していること。 ・原発は定期点検の度に燃料の一部を交換するから、原発が止まらない限り、ウラン残土は増え続けること
等、大体こんな事を話した。
ずいぶん前の事だったと思うけど、長女は覚えていたようだ。
さておき、文章題の方は…
まず、8億円の1割を出すのにわざわざ筆算をしているのに、2割増しの値段、9億6千万円を出すのに暗算してしまっている。
次に、定価の3割引きの値段を出すのに、9億6千万の1割は9千600万なので、96000000×3をした。
ものすごくうっすらと書いてあるので、「何で?」と聞くと、
「計算欄じゃなかったから、書けばごちゃごちゃするかな、と思って。」
だそうだ。「ちゃんと書こうね」と言っておいた。そして長女は9億6千万から2億8千8百万を引いて、答えの6億7千2百万円を出した。 4点セットも崩れているし、この色々と不足している点を本人に指摘するには、私からよりやっぱりアルス君…と思い、添削をお願いした。
●段々と簡潔な絵になっていくのは進化の証拠で良いとしても,式,筆算などの省略はよろしくありませんね。
添削を見て長女は 「結構、厳しいな。」
とつぶやいていた。6年生だからね~。
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Last updated
2015年04月29日 23時51分51秒
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