kokiriのにわ

もうすぐ修学旅行を控えている長女（小6）。少し前に、宿泊先の部屋割りが決まった。

私が子どもの時は、大きい部屋に女子6人くらいで寝たような気がするけど、今はホテルで2人か3人ずつに分かれて泊まる。お風呂も大浴場ではなく、各々部屋にあるユニットバスなのだそうだ。

そしてこの部屋割り。すんなり決まった男子に比べ、女子はちょっと揉めたらしい。

Aちゃんと、どうしても同じ部屋になりたいBちゃんとCちゃん。3人部屋は他のグループが取ったから、後は2人部屋しかない。じゃんけんしてBちゃんが勝ったけれど、Cちゃんは諦めきれない。別の3人グループから余ったDちゃんと同室になるのは、普段あんまり喋った事がない等の理由で嫌なのか、どうしても「Aちゃんと一緒」にこだわるCちゃん。

しょうがないから、3回勝負でもう一度じゃんけんをしたが、やっぱりBちゃんが勝った。泣き出すCちゃん。

３人部屋の子達は、絶対部屋を譲りたくはないし、どうにも進まなくなってしまった。どうしよう…（担任の先生は黙って見守っていたらしい）

そこで、長女がCちゃんに提案をした。長女は仲良しのEちゃんと同室が決まっていたのだが、別に絶対Eちゃんじゃなくちゃ嫌という訳ではない。自分がDちゃんと組むから、CちゃんはEちゃんと組んではどうか、と。

Cちゃんは長女の提案を了承して、やっと部屋割りは決まったらしい。話し合いが終わった後、長女は色んな子から「ありがとう」と言われたそうだ。でも、長女本人は別に大したことはしてないんだけどな、といった感じで、それよりも決まるまでに時間がかかった事とまさかのCちゃんが泣くという事態に、「疲れた」と言っていた。お疲れ様～(^_^;)あなたの大人の対応に、担任の先生も助かったでしょう。

長女は今は同室になるDちゃんと、「夜更かししようねって約束した。」と、その日を楽しみにしている。