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カテゴリ:どんぐり文章題
1年生のY君。毎週水曜日にお兄ちゃんのI君(4年)と一緒に、うちに来てどんぐり文章題に取り組む。先週は、学校から帰って来た後、疲れて寝てしまったということでお休みだったので、昨日は2週間ぶりだった。
挑戦したのは0MX30。
「クジラの きょくげいが だいにんきです。」
Y君、
「え~っ、クジラ…どう描こう。え、きょくげいってなに?」
イルカショーとか、見たことがないというI君。動物が、人間の合図で高くジャンプしたり、ボールを投げたり、色々な芸をすることだよ、と伝えたけど、イメージが難しそうな様子。
「え~」と言ったまま、ちっとも手が動かない。その間にお兄ちゃんがスタート。こっちは勢いよく結構なスピードで描いていくので「ゆっくりね~」と声をかけた。
1文目だけではよく分からないのなら、と
「くじらは しっぽで 6このボールを じょうずに なげます。」
2文目も読んだけど、やっぱり手は動かない。ずいぶん待ったけど、紙は真っ白のまま。クジラが難しいと言うので私が、Y君の好きな動物に変えて良いよ、と言ったけれど、やっぱり描かない。
そこで、文章題からはちょっと離れて体感計算 を一緒にしてみようと、Y君に両手を広げてもらった。
すると、手のひらは汗でびっしょり。そんなに緊張して焦っていたとは。
それからしばらくの間、指を折ってじっと見る、ということを繰り返して、その日のY君のどんぐりは終了。
何にも描かずに終わったのが悔しかったのか?I君の方を見て、
「Iの方のやったら出来たと思う。そっちの方が面白そうやし、簡単に描けたと思う。」
出た、生意気発言。ちなみにお兄ちゃんは、アリンコ小のお砂糖争奪戦競争の問題をしていた。倍の意味は分かっているものの、大きい数になると、どう描いていっていいか悩み、試行錯誤中。今回は、わからん帳行きになった。でも絵は描いて考えていたんだから、こっちはあまり心配しなくてもいいかな。
心配なのはY君。私の問題の選び方が悪かったのかもしれないけど、なかなか、トントンと順調に進んでいくという訳には行かない。私がこの子のお母さんなら、一生懸命原因を探すんだけどなぁ。
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Last updated
2015年06月18日 09時52分52秒
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