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カテゴリ:どんぐり文章題
週に1回うちに来て、どんぐり倶楽部の良質の算数文章題に取り組むY君(1年生)。
今のところ、0MXの中から私が問題を選んでいる。
Y君が楽しく描けて、きちんと描いたらすぐ「見える」のが良いと思って選んでいるけど・・・
0MX85 みぎの おさらには 13この おまんじゅうが おいてあります。ひだりの おさらには 5この おまんじゅうが おいてあります。では、みぎのおさらに おいてある おまんじゅうの かずと ひだりの おさらに おいてある おまんじゅうの かずの ちがいは いくつでしょう。
Y君、右のお皿に13個の〇を描いて
「つぎ、オッケ~」
そして、左のお皿に5個の〇を描いた。これは早く終わるな、なんて私は思っていたのだが。
私が最後の文を読んだあと、Y君は固まってしまった。
「え~、引き算…かなぁ。」← 小さな声で独り言。
だいぶたってから、「ちがい」の理解があやふやなことが分かったので、
「『違い』って『同じじゃない』ことだよ。」
とだけ伝えた。Y君、「ああ!」と言ったのでもう大丈夫かと思ったけど、やっぱり進まず。
ノートには
〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 (左のお皿) (右のお皿)
ここからどうして良いかわからないみたいだった。
結局、この日はここまでにした。ノートを閉じてから
Y君には目を閉じてもらって、私はY君の左手の指を3本曲げて
「残っている指は何本?」
と聞いた。目を閉じたままY君はしばらくして
「7本」
と答えた。
「そうだよね。目を開けて良いよ。3本曲げているから、残っている指は7本だよね。じゃあ右手と左手で、同じなのは?…そう、2本ね。同じじゃないのは?…そう、3本やね。」
こうして、コツコツやっていくしかないのだな、と思う。でも…お兄ちゃんのI君が、うちに来だして間もないころ(1年生の終り頃)、「ずつ」とか「ちがい」とかやはり分かっていなかったので、その時にお母さんに、生活面で気を付けられることを伝えたんだけどな。
あの時、Y君は4歳だったから、お母さんがあの時点で意識してくれてたら、違ってたんじゃないかなと思う。あの時のお兄ちゃんと同じように育ってるってことは、変化ないんやねいや、私がもっと、しつこいくらいお母さんに言い続けないとダメなんだろう。根気がいるわ~。
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Last updated
2015年07月02日 00時31分53秒
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