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毎週水曜日、うちに来てどんぐり文章題に取り組むI君(4年生)。
去年、ゲーム(3DS)が欲しくて欲しくて、一時はその事ばかり考えていたことがあった。
遊び友達はみんな持っている。みんながゲームを持ち寄って遊ぶ日(←ほとんどいつも?)は自分だけが手持無沙汰。いくら待っても、誰もゲーム機を貸してくれない。
私は、ゲームが子どもにもたらす影響や、特にI君のようなエネルギーが少ない子にはダメージが大きいということを、I君のお母さんに話した。I君のお母さんは、私からもI君にゲームを諦めるように言って欲しいとお願いされ、私は
「I君、ゲーム好き?DS欲しい?でもね、ゲームで遊ぶようになると、頭の中がゲームでいっぱいになっちゃうんだよ。ゲームはね、考える力が育つのを邪魔するんや。ここでは毎週、自分の力で考える練習をしてるやろ?I君がゲームを買うんだったら、申し訳ないけど、もうここには来られないよ。」
と伝えた。I君のお母さんも、どうしても欲しいのだったら買ってもいいけど、そうなると私の所には行けなくなる、ゲームか、私んちでどんぐり文章題をするか、自分で選びなさい、とI君に言ったそうだ。
それから、I君はずいぶん考えたらしい。だいぶたって、お母さんが
「そういえば、ゲームどうするん?」
と尋ねたら
「ゲームはいらん。〇〇さん(私)の所に行けなくなるのは嫌や。」
と言ったそうだ。
それでも時折、
「あー、ゲーム欲しい…」
と言うことはあるそうだけど自分で決めたことだから我慢しているみたいだ。
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Last updated
2015年07月27日 22時46分24秒
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