算数・同じものに目をつけて
5年生の長女。学校での算数は、1クラス20人弱の少人数に分かれて学習している。 長かった小数の計算が終わり(お疲れさん)、今しているのは 「同じものに目をつけて」 というもの。 昨日、学校から帰って来て 長女 「今日、算数でどんぐりの文章題みたいなのをしたよ。絵を描いて考えたらすぐに分かって、どんぐりよりずっと簡単だったよ。式だけで考えている子は難しそうやったなぁ。」 と話していた。そして今日。 長女 「お母さん、今日の算数でサブちゃん(どんぐり文章題の)みたいな問題をしたよ。絵を描いたら簡単やったけどね。それで、先生が『考え方を説明できる人?』って言ったから手を挙げたら当てられたん。そしたら先生が『〇〇さん、絵を描いてたよね。ちょっと前に来て黒板に描いてみて』って言われたからびっくりしたよ。」 手元にプリントがなく、長女から聞いただけなのだが、こんな問題だったらしい。 遊園地でお父さんと子どもがジェットコースターに乗りました。料金は2人で〇円でした。お父さんの料金は子どもの料金の2倍でした。お父さんと子どもの料金はそれぞれいくらだったでしょう。 長女は黒板に、お父さん 〇〇 子ども 〇の絵を描き、だから全体の料金を3で割ったら、子ども料金が出て、×2をすれば大人料金が出る、と説明をしたらしい。 長女 「それで分かった子が結構いて、先生が『こうして絵を描いて考えるのはいいですね。』って言ってくれて嬉しかったよ。それでもまだ、分かっていない子もいたけどね・・・」 長女の算数の先生は、昨年次女の担任だった先生だ。うちの子達が家でどんぐり文章題をしているのを知っている。 どんぐり倶楽部の良質の算数文章題には、「〇〇の~倍」の問題は1MX(1年生向け)の終わりごろに出てくる。1MX92 クジラのマッコウ君のプランクトンの問題1Mx93 アリンコ小学校お砂糖争奪戦1Mx95 超長金太郎・銀太郎飴 ・・・等々 最適なタイミングでどんぐり式を始められたどんぐりっ子は、低学年からこれらの問題を目にし、考え、自力で絵図を起こして解いているんだから、高学年になった時に身に付いている力がどんぐり未経験の子にくらべて全然違うのは当たり前。 5年生になって、子ども達のこれまでの学習の理解度が表面化してきているようだ。先生!絵図の重要さを分かってるんなら、立式だけで解くという演習ばかりさせないで下さい