消化不良?〜痛いのは理屈抜きで辛い
別に暴飲暴食をしたわけでもないし刺激物を口にしたわけでもない、いつも通りの食事をしたのに、食べ終わってしばらくすると胃部に痛みを覚え、望まずとも横になってしまうことが、半年に一度くらいの割である。
還暦を過ぎてからのことだ。
以後の展開は同じ。胃が間隔をおいて攣っているような不快感と共に、額に汗が浮かぶほどの半端ない腹痛。やがて洗面器に一杯分ほどの嘔吐。それでも痛みはなおも断続的にやってきて、1時間ほど経ってようやく弱くなりつつ(だから痛みがあっても家事や仕事は何とか出来る)も、数日のあいだはシクシクとしぶとく続く。
時には、嘔吐の後、おへそ付近に陣痛に似た感触がやってきてトイレを要求。びろうな話で申し訳ないけれど、その時の便は水様状とまではいかないにしろ、明らかに下しているタイプのものだ。
これって何だろ? 消化不良?
繰り返すが消化に悪いものをとったわけではないし(今回は、ライ麦のバタートースト、牛乳、トマトスープ、柿とキウイのヨーグルト和え、ゆで卵、ブラックコーヒー)、ここ数日の胃腸状態は全く平常。
ただ、少し睡眠不足気味だったかな?
ネット検索をかけたら、内臓下垂が関係しているのかなとも思うし、生来の冷え性も関係しているだろう。
まあ、素人判断は禁物なので、今度こんな症状に見舞われたら、素直に病院に行こう。
とにかく、汗ばむあの痛みは強烈。ものも言えないくらい。
痛いのは理屈抜きで辛い。
痛みの渦中にいる時はどうにもならず、身体をくの字に曲げ、ひたすら痛みが通過するのを待つしかない。
待つしかない。
コロナ蔓延の昨今の世情も同じかも知れない。
写真は、千本釈迦堂。