としをとると「美味しいものを少しだけ」がベストになる。
(注)9月13日に書いた記事。
しばらくブログをお休みしていた。
もう眠くて。いくら睡眠をとっても、眠くて眠くて仕方がなかった。スペースがあれば横になりたく、それをイメージするだけで瞼が落ちてくるのだ。
かつての我が家にいたキジトラ猫は、晩年はほとんど寝ていたが、今更ながらあの気持ちがわかった気がする。
さて。
先週の木曜日に大学病院にいて、気づいたことが1つ。
超高齢層とされる80代半ばから90代以降の患者さんが、押し並べて痩せていたことだ。
それも、干物みたいに。
「一般に、太っていたら長生きしないと言われている。平均寿命以上に生きているその人たちが痩せているのは、当然なんじゃないの」
とおっしゃるあなた。
確かにその通りだろう。
同時にこうも言えないか。
「加齢と共に、食に対する興味や欲望はあってもカラダがこたえてくれない。つまり、食べられなくなった」
結果、痩せてきたのだと。
我がケースを振り返っても、ここ数年、食べる量が減ってきた。
例えば素麺だ。1食につき2束が適量だったのに、現在では1束。
食パンもしかり。1枚は多すぎる。あの半分でよいので、この頃は食パンではなくロールパンを買うようになった。
ただ、痩せてきたかと問われたら、、、うーん、微妙なところだな。確かに、4月に「アルコールはオッケイ。1日30分のウォーキングと食事量を今までの75%に」のゆるダイエットをスタートさせて5ヶ月後の現在、50キロは47キロになったけれど、これは元来の私(常に45〜46キロだった)に戻りつつあるというだけ。
食べたくても食べられなくなる。
これも加齢現象の1つだと知った現在、かつてJR草津駅から現場の店舗まで私を運んでくれたタクシードライバーの
「私くらいの年齢(見た目60代)になりますとね、美味しいもの好きなものを少しだけ食べる。このスタイルがベストなんですよ」
の言葉が身に染みるのである。