ノンアルコール飲料
一昨日と昨日の土日は、滋賀県内の某ローカルスーパーにて、ノンアルコール酎ハイのサンプリング。来店されたお客様に、商品見本(サンプル)を商品説明と共にお渡ししながら、簡単なアンケートも実施する仕事だ。ノンアルコール飲料は、ビールも含め、サンプリングではなく試飲(デモンストレーション)を何度か担当したことがあるけれど、その都度、ノンアルコール飲料(以下ノンアル飲料)に対する世間的な認識が少しずつ変わってきているなと思ったものだ。今回のサンプリングでも、それははっきりと感じた。これは、「飲まない権利」も認められてきたという世の流れの他、単純にノンアル飲料の風味が向上したことも関係していると、私自身は想像している。かつては、ぶっちゃけ、気の抜けたビールみたいな味の商品もあったノンアル飲料。本当に美味しくなってきた。商品によっては、「ホンモノのビールより、ニセモノのこのノンアルビールの方が、香りや喉ごしもいいし、後味もキリッとしているやん」と、お世辞ではなく言いたくなるほど。さて、商品の特徴を述べ述べサンプルを配り、受け取ったお客様に、「ノンアル飲料を頻度は関係なく現在飲んでいるか、あるいは過去に飲んだことがあるか」を質問する(アンケート)過程で、男性と女性では、ノンアル飲料を飲む理由に差があることに気づいた。男性では、「休肝のため」と「車の運転に差し障りがない」、この2点によるものが多い。対する女性は、「付き合い」が圧倒的。具体的には「飲み会で皆に合わす」「主人の晩酌のお供で」など。ふうん、、、。分かる気がする。「お酒が飲めないのなら、別にお茶とかジュースとかコーラとか、他の飲み物を飲んだらいいじゃないの」というご意見もあろうが、そこは、男性よりは気配り上手とされる女性(これは、多分に社会的に押し付けられてきた結果、無意識的にもそれが「普通」となってしまった面もある)。やはり、「(見た目だけでも)周りや相手と同じものを」になってしまうのだ。尚、私自身は、ノンアル飲料は飲まない。何故か?これまた単純な理由。アルコールが入っていないと酔わず(当たり前だ)、それゆえに物足りない。これに尽きる。お酒って、適度な酔いを伴ってこそお酒なんだよ。写真は、ブルーハワイ(Public Domain)。ラムベースのこのお酒(カクテル)。ハワイに行った時に店で頼んだらあちらサイズで出てきて、「残したらもったいない」と無理をして飲んだら、急激に酔いがまわってきて戸惑ったことを覚えている。