「座頭市と用心棒」(1970年。日本。岡本喜八監督)
「座頭市と用心棒」(岡本喜八監督。1970年。日本)。お馴染み勝新の座頭市シリーズの中で、最大の観客数を動員、すなわち、1番ヒットした作品。三船敏郎をはじめ、嵐寛寿郎や若尾文子、岸田森など、豪華キャストが勢揃いしているのも魅力。(あらすじ)望むと望まざるにかかわらず、保身、あるいは立場上の事情から人を斬って(=殺めて)きた、市(座頭市)。そのことに疲れ、3年ぶりに、川がせせらぎ、梅の香りも豊かな、ある平和な村を訪れる。ところがその村。ヤクザと化した小仏一家に支配され、荒み切った空気が(村の)そこかしこに。市は、盲人独特の鋭いカンで異変に気付く。そんな彼の来訪を疎んじた小仏一家は、用心棒(三船敏郎)を雇う、、、。そこそこは楽しめたけれど、何と言うか、ストーリーの運びが今少しダラダラしている感が否めず、この映画の魅力は、やはり主演の勝新、そして日本を代表する俳優の1人である三船敏郎、さらに当代きっての美人女優の若尾文子、それぞれの体当たり演技だと思うのです。写真は、Yahooより。