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カテゴリ:仕事と人間心理
6月最終日の土日は大阪南部にある藤井寺市。片道2時間以上かかる遠方現場に加え、今回の案件の内容の関係で、肉体面でクタクタ。で、私の場合、あまりに疲労がキツいと奇妙にも精神面ではたかぶってしまい、この心と身体の乖離(かいり)がまことにツラい。 不眠症にもなるしね。 ここで、ムクムクと頭をもたげるヒガミ根性。 ぶっちゃけ、私の周りの女性で第2の定年を迎えた65歳以降で働いている人はいない(同じ宣伝販売の仕事をしている人は除く)ので、 「四捨五入したら私は70のバァさん。やのに、何でこんなにしんどい思いして、仕事せなあかんねん」 となる。 70代の仕事仲間も話していたな。 「年金や貯金がじゅうぶんあったら、私もこの年になってまで働けへんよ。立ち仕事はこたえるさかい」。 ところが、仕事のギャラがいざ口座に振り込まれた日には、そんなヒガミ根性や愚痴はどこへやら。一転してニコニコ。 「まあ、しんどかったけれど、それなりのことはあったよなあ」 と、通帳に記載された数字を見てニンマリ。 これは、彼女とて同じだろう。 いや、この世の働いている人の大半はそうなのではないか。 中には、 「お金よりやりがい。収入云々より自分の特技をいかしたり社会とつながっていたいから働く」 と言う人もいて、それはそれで1つのワーキング・スタイルではある。 「どうして俺よりアイツの方が早よ課長になんねん」 とか 「私が提案した企画は、上司や同僚が難癖つけて、いつも却下に追い込まれる。クサるわ」 とか、ヒガミと共にグダグダこぼしながらも、仕事の報酬(=金)を手にするや 「うーん、、、。ここは、まあ、ひとまず不満は引っ込めて、もう少し頑張ってみるか」。 こうして、気持ちの折り合いをつけ、またそれぞれの日常に身を投じる。 お金の問題は大きいと思う。 写真は、京都から藤井寺への中継地、天王寺で写したもの。 いつからか、鉄橋に屋根がついたのだね。
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最終更新日
2024.07.03 08:12:55
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