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カテゴリ:仕事と人間心理
かれこれ半月前になるか。 兵庫県南部にある某ローカルスーパーで「飲む健康酢」(希釈タイプとストレートタイプ。味はりんご味ほか)の宣伝販売を実施していた時、試飲したお客さんの1人にバナナ酢の作り方を教わった。 「飲む酢。これからの季節、暑さで疲れやすくなるから重宝するよね。でも、市販のものはけっこう値段が張るから、私は年中やすく買えるバナナを使って自分で作ってんねん。おねえさん(私のこと)も試してごらん。簡単やし、美味しいよ」。 お客さんによると、酢は台所の隅にころがっている米酢でじゅうぶん。これに、黒砂糖とスライスしたバナナを加えてレンチンし、一晩ほどおいたらもう飲めるとか。 さっそく実行。 出来上がった酢を飲んでみると、酢の酸味にバナナと黒砂糖のやさしい甘味が溶け込み、イイ感じ。 毎朝、牛乳とミックスして 「ヨーグルトドリンクみたい」 と、楽しんでいる。 少しは夏バテ防止になるかな。 それにしても、飲む酢へのアレルギー(気持ちの上でのアレルギー)は、私が宣伝販売の仕事に就いた20年前の状況を振り返るに、ずいぶんと改善されたね。 かつては、飲む酢を試飲してもらうと、 「鼻や喉奥にツンとくる」 だの 「いくら身体によくても、こんな酸っぱいの、飲めないよ」 だの 「高いカネ出して、こんなマズくて匂いもキツいのを飲むなんて!」 だの、悪評をタラタラ言われ、販売以前の試飲自体からして、ぶっちゃけ大変だったのだ。 現在では、社会全体に飲む酢の概念と価値が広く浸透した上、肝心の風味も向上して、マイナス評価は大きく減った。 写真は自家製バナナ酢。 バナナの他、キウイで作っても美味しそう。
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最終更新日
2024.07.09 23:51:12
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