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カテゴリ:サンディエゴ 2023
1月27日(金)、快晴。
4日目は、実はあまり予定がありませんでした。 ゆったり起き、ゆったり化粧でバルボア・パークへ。 なんと桜が咲いていました。 (桜…だよね?)。 手の込んだファサード! Mingei International Museumへ。 Mingeiとはあの民芸です。 色んな国の民芸品を見られる…そうです。 私はトイレ借りに行っただけで入場はしませんでしたが、ギフトショップをゆっくり見たり、玄関口の展示品のビーズの衣装にうっとりしたり。 どこの国か忘れちゃったけど、ビーズの衣装、すごい! ネコのモチーフって可愛くなくても可愛い。 余談ですがとてもきれいで広々としたトイレで、個室に洗面台が付いていました。トイレを借りるならおすすめです。 園内はそこかしこにトイレがありました。 最近ブライアンに話してたのですが、ヨーロッパに行きたくてしょうがないです。 超具体的なんですけど、ちょっと田舎の教会の近くで鐘の音を聞きたい、と言ったのですが、なんとここで聞けちゃいました。どんぴしゃに聞きたかった音です。 植物園は残念ながら改装中。 おじさんがラテンギター風にTake Fiveを奏でていましたが、趣のあるアレンジしすぎて5拍子になっていませんでした(笑)。 おせんべい食べてたら囲まれました。 Crazy Duck Lady状態です。 誰もいなかったらあげるんだけどねー。 池の向こうのTimken Museum の開園時間を待っています、 今日もいい天気! ここにまた来たかった Spanish Art Village。 沢山の小さなお店がひしめき合い、アーティストさんが制作から販売までしています。 アメリカにしては建物が低い。 植物の鉢植えがあちこちに出されていて暖かい感じがします。 お手! 相変わらず謎のセンスの彫刻ギャラリー。 ばあちゃんと一緒に来て鉢植えの話とかしたかったなー。 オリジナルの多いお店ばかりなので撮影は多分NGです。どこも素敵なお店で、お見せできないのが残念! ここにあるコーヒースタンドでアイス抹茶ラテ。 美味しい。 いくつか購入しました。 これはブライアンのお土産。 ネコの顔のペンダント。 ガラスの部分だけが出されててそこから選んで、後で自分でチェーンを付けようと思ったのですが、おばさまが 「これね」 と言って紐を通してくれて、ロゴが印刷されたカードに通し、商品の説明みたいなカードに挟んでオルガンザの袋に入れてくれました。ひと手間ごとに商品の価値が上がって行くような気がして、買う側の心理の勉強になりました。材料は一生分以上あるので滅多にジュエリーとか買わないけど、たまにはこういう経験も必要ですね。 そしてこのカード2枚。 このお店では中国人の女性が描いた動物のカードやポスターが販売されていました。 犬猫だけでもいろんな種類を描き分けて、どれも上手いしかわいいし、味がある。 一枚は黒猫好きの実家に、もう一枚は額に入れて飾りたい! こういうショップを回ると本当にモノ作り担当の部分の脳がビンビンするのがわかります。 色使いとかモチーフのアイデアとか素材の組み合わせとか、参考になります。 小さなログキャビンキルトのコースターや、綿を詰めたぷっくりした布を紙に縫い付けたグリーティングカードとか(紙+布、こんな単純な組み合わせが斬新だったりする)、今すぐ作ってみたくなってしまいました。 あ!こんなところに ニコラス! 案内所のおばさまがおすすめしてた自然植物園、なんだ、ただのツーソンか(笑)。 ここでなんとまた一瞬で右目の一部が曇ってしまいました。 昨日もらった精製水のボトルが鞄に入ってたので、それで手とコンタクトを丁寧に洗いましたが、今度は治らない。幸い、コンタクトの替えを持ってきていたのでそれを入れたら治りました。レンズが不良品だったのかな、コンタクト歴30年以上だけどこんな事無かった! 日本庭園もあるらしいですが、入場料$14なのでパスで~す。 行くかどうか迷うなーと言ったらおば様が、 「日本から来たなら斬新ではないかもね」 と言ってたので。 トイレを借りた電車博物館も有料でしたが、館前にこれがあったので人がいない所を見計らって写真。 一人旅はこれが恥ずかしい(笑)。 さぁ、美術館。 他にもいくつも大きいのがありますが、この小さい美術館は無料です。 時間があまり無いのでここで充分。 部屋が4つくらいしかないのですが、慇懃な感じの係員がまじめな顔して見張っていました。 最近絵画に変ないたずらする環境保護団体とかおおいからねー。 私はそんな無粋な事はしなくてよ。 意外と写真OKなんですね。 フラッシュは絵を傷めるのでNGだそうです。 この鏡のような銀のコルセット、宝石、ドレスの光沢のリアルさ、すごいと思う。 最近フランスの歴史をYoutubeで見ているので昔の貴族の絵などを間近で見れるのは興奮します。 かなり盛られてるんだろうな(笑)。 明暗のコントラストが特徴的ですね。 サッシュのブロケードやパールの質感を絵具だけで表現できるのがすげー。 John Singleton Copley (1738-1815) アメリカ人らしいですが、アントワネット様くらいの時代に生きてたんですね。 その時代の絵がこんなきれいに残っているってそれだけですごいと思います。 ここは… ディズニーワールド、EPCOTのイタリア… じゃないか。 こんなに細かく建物を描いてるのに 人間の顔は苦手なんだろうか。 涙の表現に画家の「ドヤ感」出てますね。 そしてロシアのキリスト教アート。 この展示が一番楽しかったです。 このアンティーク風のきんきらな感じ。 額も教会みたいな形の物もあって素敵です。 一枚の絵にストーリーが詰め込まれていて、漫画のよう。 ちょっと無表情・不細工なのが玉に傷ですが…。 ところでマリア様の冠の宝石、盗られちゃったのかな。 うわー、いっぱいいる! キリスト教徒じゃないのにキリスト(カソリック)のアートは本当に心惹かれます。 7本の剣が向けられている... 何か意味があるんだろうな(説明とか読まないです 笑)。 Van Dyckの作品。 青白い肌が印象的。 さらっとレンブラント…。 機嫌の悪そうな 聖バーソロミュー 室内の電灯がうつりこんでしまい、台無しです さらっとルーベンス。 「ある男の肖像」 みたいなタイトルでした。 なんか嫌~な顔(ごめんなさい)。 額がゴージャス! いろんな事が起こってる絵。 何してるん? いやー、美術は面白い。 美術館巡りもしたい。 ギフトショップにもいろいろ面白いものがありましたが、結局ここの展示物のポストカードセットを買いました。 さて リトル・イタリーでお昼にしたいです。 6年前は急な上り坂を教えてくれないグーグルマップのせいで、ここをぜいぜい言いながら登る羽目になりました。今回はそこは学習して、下り坂になるように予定を立てました。 ドリフの行ってきま~すのコントの坂みたい。 (わかる人~?) 見知らぬ土地の住宅街ってなんか心躍る。 暗い部屋にでかいテレビが煌々と点いていると、なぜか寂しい人が住んでる気がするし、窓際に植物や部屋主さんの趣味っぽい小物とかがひしめいているとなぜか安心します。 どこも共通して言えそうなのは 「家賃高いんだろうな~」 です。 サンディエゴのお散歩の友でおなじみ、どら焼き!(嘘です)。 こんな風にずっとおやつを食べていたのでまだお腹が空かない。 なのでリトル・イタリーを通り越して、海岸まで行くことにしました。 マップで海岸なのはわかってましたが、ビーチではなかったです。 ちょっと波に触りたかったので残念でしたが、潮の匂いもしていい気持ちでお散歩です。 この黒いのは潜水艦。 潜水艦ってなんか怖い! こんなものの中で絶対死にたくない。 クルーズ船が泊まっていました。 初めて見ましたが、想像以上におっきー! ワタシの泊ってるホテルの3倍はあるぞ。 さぁ、そろそろお腹空いてきたよ。 リトル・イタリーに戻ります。 6年前にも写真だけ撮ってたここにしよう。 間口は狭いけど、中は広かったです。 まずイタリア食品店を通りレストランへ。 部屋がざっと見ただけで4つくらいありました。 私はこの誰もいない部屋へ通されました。 ウェイトレスのイタリアンおば様が、ゴッドファーザーに出てましたよね?って感じの人でした。 座って5秒で 「決まった!?」 と言って私の所へ。 まだメニューも開けてないですよ。 料理を置くときは、テーブルの上にあるアイスティーなどを 「Move!」(どけろ!) と。 イタリアの肝っ玉母ちゃんですが、適度に気にかけてくれてすごく心地よかったです。 キトダイエットの大御法度、パスタ2種(スパゲティとラビオリ)のトマトソース! これを見せた日本人はその赤さに引きますが、とっても素朴で美味しくてペロリでしたよ。 ぺろり。 すっぱそうな棚。 パスタパスタパスタ! お肉&チーズ。 どれをどう料理するのかさっぱりわからん。 サンドイッチくらいしか思い浮かばない(それも美味しそうだけど)。 すごいお店を見つけてしまいました。 大きな文具屋・画材屋さん。 基本的な物から可愛く商品化された文房具あれこれが沢山ありました。 最近とあるYoutubeでフランスの文具店を見てから紙物が気になってしかたがなかったので、この紙コーナーにときめきました。 こんな紙でラッピングされたプレゼント貰ったら死んじゃう(笑)。 この箱何? うぉー、イタリア製の紙! $30~40って書いてありましたよ。 希少なんですねー。 もっといろいろ見たかったのですが、ちょっと問題が。 またトイレ行きたい!いつも旅では脱水気味になってしまうので、今回は意識して水分補給してたのですが ここはバルボアパークと違って気軽に入れるトイレが無い!お店(飲食店以外)もホームレス対策か、トイレを開放していない所が多いです。観光地でこれはちょっと不便じゃない?! 仕方なく店を出てカフェに入りました。 さっきのイタリアおばちゃんがアイスティーのお代わりを持たせてくれてたのでコーヒーなんか全然飲みたくないのですが、トイレだけ借りるのもあれなので一杯購入。 マフィンとかもあったけど、さすがにお腹きついです。 窓ぎわに座ってぼーっとする。 こんな楽しい所で犬連れて歩いてる人を見ると、本当に羨ましい。 日が暮れてまいりました。 観念して帰って荷造りかな。 いや… もう一軒行きたい所があります。 口コミサイトで見たケーキ屋さん。 歩いていけない距離ではないので、一度はあきらめたけど行ってみようと思いました。 あんまりお店が無いような所に急にありました、Extraordinary Desserts。 おおおお! ビジュアル系! これは迷う! まだお腹いっぱいだったのでお持ち帰りにしました。 ホテルに帰ってゆーっくり食べよう。 これにしたよ。 薔薇の花びらに金粉。 見た目はとっても素敵ですが 中は、なんつーの、しっとりしすぎのずっしり重~いチョコケーキみたいな感じで3口で飽きがきます。 上に乗ってるチョコシェービングもカラメルも同じような味なので、もう拷問のよう(笑)。大きさもこぶし大で、完食は無理でした…。味はアメリカやな!って感じ。 というわけでアッと言うまの4日間でした。 明日帰ったら直でギグです。 泣いちゃう。 あの画家に涙を描いてほしい 次の日空港で食べたフライドポテト。 形が昆虫館で見た、マダガスカルの鳴くGに似ている...。 何事もなくツーソン着。 リフレッシュしてきたし、仕事がんばるぞー! というわけで、2023年サンディエゴの旅でしたー! 5キロ太りましたー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.02.08 19:35:42
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