KOKO のアリゾナぐる～ぶ記

珍しく課金してまで会員になったフォントのサイト、めっちゃはまってます！
告知ポスター作りのタイトルの見栄えが楽に良くなった！


最初のバンドのサブ（代理）のギグは終わりましたが、明後日また別のがあるので白髪増やしています。


追われてちょっとヒスってる中、考えちゃいました。


よっぽど売れてない限りバンドなんてお金にならないものですが、代理って時給で計算なんぞしたら内職にも勝てないと思います。ま、お金でやってるのではない事は何十年も前に気づいていたのですが、それにしてもこんなに割に合わんものがあるだろうか。


例えば2時間のギグのために（ギリギリの曲数って事はまずないので）15～20曲やるとして、それを描き起こしてチャートにして、毎日数時間は練習するでしょ、その為にイライラしていろんな事がおろそかになるでしょ、宿題があってご飯作れないから何か買って帰るでしょ、もうギグまでにギャラを上回る時間とお金を使っているわけです！


同じショーが何度かあるならまだ元が取れるかもしれないけど、これが一回限りのイベントとなるともうボランティアです。昔は声がかかるだけで嬉しかったし、勉強になるからと思ったものですが、この頃はもう自分たちのバンドでやってくっていう方針ができているので全然コンセプトの違うバンドの代理やっても家の畑の肥やしにはならない不毛さね。


特にベースは一番割に合わないと思います。

極端に言うと全曲の隅々までわかっていないといけないからです。
他の楽器の人達はまぁ、７０～８０％わかってれば、他の人達がサビに行ったら一瞬遅れて入ってくる、とかもできる。ベースは絶やす事ができないのでそんな後出しはできないのです。ちょっとミスってもあたかもわざとやったような顔する図太さも身に着きます。ドラマーもまあその曲の雰囲気が分かれば勢いで行けるし（笑）。


ブライアンなんか他のバンドの曲やる時は全体的なコード進行だけ覚えてどこでソロかとかそんな事だけちょろっと覚えて、滅多に紙に書いたりしません。先週のギグの時も私がバインダーを抱えてステージに立ったのに、キーボードの人は小さな紙切れを楽器に張り付けているだけでした。

かと言って断ってばっかりいても、フェローシップが大事なミュージシャン仲間から孤立してしまいます。



何かもっと効率が良くなる方法が無いものだろうか。