|
カテゴリ:ギグ
この↓話の続き。 https://plaza.rakuten.co.jp/koko2010/diary/202311200000/ 結局このバー、この番組がオンエアされないうちに、潰れてしまいましたずっと家賃を払っていなかったので管理会社が鍵をかけてしまい、ジ・エンドだそうです。 で、4か月くらいして昨日オンエア。 私もさっき見ました。 いや、もうリアリティショー的な番組って、ドリフのようにパターン化されて陳腐化されてるんですよね。 起承転結がサルでもわかるように作られている。 起! まずショーのホストのおっさんが来て、目を剝きながら汚いキッチン、絶対NGな食品衛生、でたらめなカクテルを指摘して怒鳴り散らす。 うそくせえなあ。 オーナーが応募して、撮影のためにしばらく閉店するほど事前準備が整ってるのに、食品が常温で管理されてたりするわけないじゃん。狭い調理場のどまんなかででかいGが転がってて、モニターされてる時に偶然踏まれたりするわけないじゃん(しかもどアップで潰れたGを映すな!)。カクテルだって一度も飲んだことない私だってあの作り方がおおげさに間違ってる事くらいわかるよ。いかにも抜き打ちで来ましたっていう体だったけど。 承! エキスパートのバーテンダーとシェフが来てスタッフを指導。 ホストのおっさんがオーナーのちょっと泣ける身の上話を聞いて一緒に頑張ろうと激励。 最初が鞭だったので今度は飴。 転! 指導の後仮オープンしてスタッフがどこまでできるかをテスト。 オーダーが間に合わずやむを得ずまだ待ってる人がいるのに閉店。 結! もう一度指導してオープン、スタッフも成長してて沢山のオーダーを正確に提供できるようになってる。 店名も変えて、インテリアやグラスウェアも新しくなり(提供会社の名前を出して宣伝)、めでたしめでたし。 前も書きましたが、ほんと、とってつけたようなリモデル、誰もが勘違いするメキシコ料理店みたいな新しい店名、振り回されてげっそりしてたスタッフ。 アメリカは付け焼刃って言葉、無いんだっけ? オーナーは高中年女性ですが、本当にひどく写されていました。 彼女はもともと無表情でアメリカ人特有の大げさな感じがないのですが、私もそうなのでわかる。 ショーが連れてきた「エキスパート」のテレビ慣れした、何事にも大げさな女性たちと比べるとよけいそう感じる。 これは知らなかったんですけど、彼女はレストラン経営に関してはど素人。4年前、彼氏に投資目的で買わされたものの、破局後、急に全責任を押し付けられた形で経営者になったとか。何も知らずに、という所を強調されて、彼女がおろおろしてる所が何度も写されていました。 番組のコメントでも、オーナーに覇気が無い、番組が「来てやったのに」嬉しそうにしない、と見た目だけで結構厳しく言われてましたが、私は彼女が彼女なりに集客に頑張っていた事、お客さんに挨拶して回っていた事(けっこう珍しい)、私達のギャラも最初から最後までちょっとだけ多めにくれた事(前代未聞)も知っているので、読んでてつらい。テレビが糞ならそれを全部額面どおりに受け取ってある事無い事がーがー垂れ流す視聴者も糞。 ちなみにバーやレストランを立て直す番組なためか、バンドの事には一切触れていませんでした。ステージさえ見せないように撮影されてた。唯一、ドアの外の撮影の時に私が作ったロゴがかろうじて(っていうか、私しか判断できないであろう)ほんの一瞬だけ映ったので 「うちのバンドのロゴが全米テレビで放映されたぜ!」 とふざけています。 新装開店後は外されてた… あのGは何回も映されてたのに。 アイツは番組が持ってきたものだと私は思っているぞ。 ところでここのバーテンダーとは、その前のバーからの知り合いです。 彼の話もちょっと大事なので今度書きますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.26 18:47:24
コメント(0) | コメントを書く |