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カテゴリ:ラスベガス 2024
三日目朝。 昨日いろいろこなしたのでちょっとゆっくり目スタート。 来る前のリサーチで、有名どころトロピカーナホテルが潰れたと話題になっていました。 動かせるものは枕からソファからクリスマスツリーまでトラック一台$50、みたいな値段で投げ売りされていました。何百人使ったかわからないベッド用品なんかぞっとしますが…。 ちょうど私のホテルの斜め前だったので窓からも解体作業が見えました。 意外と下から壊してくんですね。 ぼんぼん物が投げ出されていました。 もしかしたら崩れやすくしてドカーン!やるのかな? ライオンちゃんもショックな顔して見ています。 最初のアトラクションがまだ開いてなかったので、近くのフードコートでパンダエクスプレスの焼きそば。大好き♡ 急にお腹減って動けなくなっちゃうからね。 今日はFly Overというアトラクション。 要はディズニーのソアリンと全く同じ構造。 ちょっと前置きが長いけど、ソアリンより長めでクオリティも高く、シーンも違うので楽しめました。 あ。 ちゃんとボリュームが11まである。 スパイナルタップジョーク。(11まであるのってアンプだったんじゃ...? 気になったらググってね)。 バス待ち。 バス、あったんですね。 もちろんあるとは思ってましたが、ツーソンみたいに危ない感じの人達が乗ってる汚いやつを想像していましたが、観光客向けの2階建てバスでした。 一日パス$8で、モノレールよりも運行範囲が広いので利用しました。 弱点は… 来ない時は来ない! なんせ道路が万年渋滞状態なので時間が無い時は使えませんね。 ストリップをさらに南に下り、目的の... ”ラスベガスへようこそ看板!” ではなく、そこからちょっと折り返した所にある~ ピンボール・ホール・オブ・フェイム! うひょ~~~~~! ど直球の看板。 まさにピンボール天国! フリッパーが無いような古いのから、最新のまで何でもあります。 台を見てるだけで時代を感じておもしろい。 最近お仕事もらってるお店もピンボールが12台くらいあって結構はまってるのでドンピシャなアトラクションです。 ベガスのお金持ちビジネス外なのでしょう、全然愛想がないというか、飾り気も商売気もないそっけない所もいい。普通のおじさんおばさんがメンテナンスや景品交換をしていました、 ピンボールの他にも古いUFOキャッチャーやガチャガチャも。 これは、(シルバニアファミリーのような)フロッキー加工というおもちゃに”毛”を植え込む技術を持ってる中国の会社が閉鎖するにあたって、在庫が終わったらもう注文できません、と手書きで書いてありました。そういうの弱い。一個買っとく(笑)、 こーゆーのね。 昔パソコンゲームで遊びまくってキーボードを廃品にしたキューボール・ウィザード。 大人気でやれませんでした。 ずっとやってみたかったゴジラ! 音楽が小さめだったのが残念。 これも昔バーでハマったファン・ハウス。 お、またスパイナル・タップが。 手動UFOキャッチャー。 自分でハンドルを回してクレーンの位置を決める。 2回に一回くらい取れます。 こわかわいい赤ちゃん人形の野球ゲーム。 AIにピンボールの絵を描かせるとよくこんな感じのが出てくる。 これは古いね! メンテのおじさんはこんな所で働いてるのでプライドを持ってるのか、UFOキャッチャーががっちり目。 良く取れました。他にもリュックみたいのが取れたけど、知らないキャラなのでその辺の子供にあげました。あと、25セントのガチャガチャのおもちゃもレトロで可愛くて何個が買いました。 ボクシングのぱらぱら映画。 踊るピエロ。 この機械、何だと思います? 私もちょっと前に偶然Youtubeで見るまで知りませんでした。 真ん中の銀の箱はモールドになっていて、$4入れるとそこに樹脂が流され ほっかほかのプルートのフィギュアになって出てくるのです。 やりましたともさ。 ちなみに色は自分で塗れ、という事でして、樹脂の色も半透明で、言われなければ大人のおもちゃのように見えてしまいます(笑)。 まあ歴史的なお土産ができたという事で。 いつか色ぬってやろう。 来てよかった! 万人にはお勧めしませんが、レトロ好き、ゲーム好きにはおすすめよ。 また炎天下をバス停に向かって歩きます、 ここにもバス停作ってあげればいいのに。 やっぱ$$$がある所しか止まらないのかな。 やっとバスが来たと思ったら、私が下りる予定のバス停が工事で停まれないので、と次の停留所で降ろされました!繁華街を外れると一駅二駅が長いのよ! あちーし、あのトロピカーナの工事現場の真ん前を歩かされました。 すっごくセメントの粉で肺に悪そうだったなあ。アスベスト入ってないだろうな。 エクスカリバーってこんな端っこにあったっけ? やっとたどり着いた...。 自室に戻り、荷物(UFOキャッチャーの景品ねw)を置いて、ジェットコースターへ。 床のジェットコースターの絵を追ってゲーセンに入り、奥に乗り場があります。 ロッカーにスマホも入れろというので写真は撮れませんでしたが、やっとジェットコースターに乗れました。前回は風が強くてやってなかったんだよね。 私の部屋からはちょうどカタカタ上って行くところが見えたので、もしかしたら登りながら自分の部屋が見れるかな?と思い、窓際に人形の山を置いてちょっとだけカーテン開けてたのですが 外から見たら窓は全部色が付いていて中は見えませんでした。 そりゃそうだよね、どんな変態が窓際に立ってるかわからないもんね(笑)。 コースターは面白かったですよ、一応ループもあるしひねりもある。 このホテルのゲームは高い! 今アメリカの相場は一回$2くらい。 お次はちょっと離れたところに行きます。 なるべくLyftの料金がかさまないように、最寄り駅までモノレールで行きましたが、降りたところに何も無くて、呼んだLyftも「指定場所にいなかった」と言われてキャンセルされてしまいました。くっそぉ~~~!! 仕方なくモノレールに戻り次のホテルの駅まで。 痛い時間のロスしてしまった…。 やっとついた、Sea Quest. 寂れたモールの中にありました。 ラスベガスの動物園はただいま改装中という事で、ここを調べていたのでした。 なんか脈略の無い動物達がいます。 マダガスカルの鳴くG。 このネーミングだけでマダガスカルの観光客が1.7%減ってる...というのは私がでっちあげた嘘ですけれども。 まずそうなロブスター。 とっても愛想の良かったオウムちゃん。 私が行く方に付いて来る。 最近インスタでオカメインコばっか見てて、鳥を飼いたいと思ってるの。 諦めの境地。 ”はろ~” うわ、人間が入ってる。 自分、超かわいいの知ってる? ここはコインを買って、あちこちにある餌のがちゃがちゃに使えます。 特定の動物に餌付けができるのです。 このでっかい鳥にも中に入ってブドウをあげました。 深海がちゃぴん。 深海ムック。 ばかでかくてブサイクな沼魚の水槽。 足くらい喰われそうなくらいでかいナマズ。 この魚も一メートルくらいありました。 これに餌をあげたら喰いつかれそうでしたよ。 可愛くないデブうさぎ。 と思ったらお互いのグルーミングを始めてそれがむっちゃ可愛かった。 私のお気に入りはアルマジロのバグジー。 ぐるぐるぐるぐる回って歩いて、エサの虫をあげると食べにくる。 調べたけどアリゾナでアルマジロ飼育って違法みたいです…。 テキサスなんか車にはねられて死んだのが道端にごろごろしてたのに。 館内をお散歩。 なつかしいな~。 家にいたあいつらは元気だろうか…。 小動物と戯れていい気分。 またLyftを拾ってストリップの方面へ。 路がぎっちぎちに混んでて全然進まない。 シーザースパラスだったかな? 高級ブティックがあるみたです。 私にはご縁の無い所です。 ベラージオ寄ってみっか。 植物園っていうけど、ほぼ作り物っぽいよね、ここは。 ま、かわいいんだけどさ。 べラジオには美術館もあるらしいのですが、ついぞ間に合いませんでした。 残念。 それよか、ここの奥にあったこのレストラン、すてき~~~!!! 今度誰かと来るなら一度ここで食事したいな~。 ブランチしかやってないみたいだけど。 う~~ん、何しに来たか覚えてないけどまたここに来てますね。 ご飯さがしてたんかな? あんまりピンとくるものが無くて、寿司ブリトーなるお下品なお店に入って普通にpoke丼食べました。 半分はサルサやトルティアチップスのメキシカンな具材。味は見た通りですよ。 どうしてこの辺をウロウロしてるのかというと、今夜はショーを見に行くのです。 Mirageホテルで、シルクドゥソレイユのLOVEです。 Beatles がテーマ。 実はこのホテルも今年中に閉館、ショーも7月いっぱい、という事なので一度見ておきたかったの。 席はなかなかお高くてすっごく迷ったのですが、真ん中くらいにしました。 こんな風にステージが十字になっていて、この辺の席はもうステージの中っていう感じ。 結構早く着いちゃったんだけど、ず~っとビートルズのヴォーカルを抜いたレコードがかかっていて私は最高にご機嫌でした。その日の2回目の公演だったのからか、空席もちらほら。 そしてついに照明が落ちました。 真っ暗の中Becauseという曲が、今度は美しいハーモニーのみのアカペラで流れた時... 私の中の何かがぶっ壊れた感じがして 涙がぶわ~~~っと出てきて なんだろ、もう表現できないw こっちではugly cryという、ぶっっさいくな泣き方を表現する言葉がありますが、もうそんなもんじゃない、顔が痙攣してました。その後ばっと明るくなってがやがやするシーンだったと思いますが、最初の5分くらい、見れませんでした。 なんとかショーに集中するんだけど、またバラードの曲とかになると泣いちゃう。 幸い席はまばらで隣にも誰もいませんでしたので、泣きながら見ていました。 隣の席にピエロが来て座ったけど、そういうの大好きだけど、私の顔の方が酷いんで見れない(笑)。 ショーはね、良かったですよ。 どれくらいビートルズに思い入れがあるかにもよると思いますが(うちの親くらいの客ばっかだったね)。シルクにしてはそんなにアクロバティックではなかったかな。曲によっては 「ああ私はそういう解釈じゃないな~」 なんていうのもありましたが、For the Benefit of Mr. Kiteなんかは私が子供の頃から思い浮かべてた通りの絵でした。Lucy in the Sky with Diamondsはキラキラの衣装のお姉さんが飛び回るアクロバット、Lady Madonnaはジミヘンみたいな男と子だくさんの奥さんのダンス、そしてHere Comes The Sun Kingはエキゾチックなお兄さんコントーショニスト。曲の合間には本当にビートルズのスタジオでの会話みたいなのが流れ、そのお茶目さにまた泣いてしまう。 かわいい小さい子供も出演してたけど、えと、労働法、大丈夫なん?? 多分旅行で気分が高まってた事もあったんだろうけど、自分でもびっくりするくらい、まさに涙腺崩壊でした。下手すると胎内から聞いてきたビートルズの声が、昔優しくしてくれたおじさん達に再会したような気持にさせたのでした。私も大人ですから、ビートルズが最高の音楽だなんて言いません。プロデューサーや売り出した人達のおかげで多くの人に長年の間刷り込まれてる、悪く言えば洗脳ですが、あの音楽が私の魂に焼ついていることは確かです。 私が死んで、もし先に亡くした人達や動物達に再会したら、あんな泣き方になると思います。 そんな事を思ったショーでした。 その日の一回目公演から出てきて、感動のあまりくるっと回って2回目のチケットを買う人達もいました。 私にしては結構無理したお値段でしたが、大音量でビートルズを聞けて、演者一人ずつに$5のチップを渡したと思えば納得がいくw 今回やりたかった事、見たかった事を一通り終えたので、行きますよ。 どこって、ここはベガス。 カジノだよ、カジノ!(←ハンバーグ師匠風に読んで)。 MGMで$100、NY NYで$100。 機械のルーレットと古い機械のポーカー。 先に言う。 カスリもしなかったです。 なんか嫌な思いを引きずりながら旅行したくなかったので3日目の夜まで何も手を付けなかったのですが、ある意味正解w でも今まで 「当たったーーー!!!」 と叫んでる人を見たことがないけど、本当に当たるんだろうか! 明日は最終日、お楽しみがもう一つ待っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.06 14:55:34
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