以前この場でご紹介した、もと盲導犬のオパール。 札幌の我が家で余生を送る、このオバアチャン犬は、今日も相変わらずぼよよ~んと生活をしているようです。
同居人として父母と共に生活を始めて数ヶ月。食べたいときに食べ、寝たいときに寝るという、二食・昼寝・オヤツ・デザート付きのステキな毎日を送っているオパ。予想通りどんどん膨らんでいき、現在はなんと体重31キロ!これではワタシとほとんど変わりません。(←これはうそ。)
先日の母からの情報によると、散歩の仕方も自分の好きなスタイルがあるらしく、片道しか散歩しないらしい。
ん? 片道だけ散歩ってどういうこと?
と聞くと、
以前近くの山まで父と散歩がてら遊びにいったときに、山までたどり着いたのはいいのですが、一休みして帰ろうとすると一歩も動かないのだそうです。もう疲れたのか、面倒くさいのか、首輪が首から外れそうになるくらい引っ張っても、とにかく絶対に動かないらしい(笑)
「ほら、化粧品のテレビCMで中島みゆきがでんとお座りした巨大なワンちゃんと格闘しているシーンがあるじゃない。まさにあんな感じよ~。」と母。
なるほど。。。絵に浮かんだわ。。。
31キロもあるこの老犬、あまりに重いので父も抱えて帰るわけにもいかず、しばらく途方にくれていたのですが、いよいよ父も覚悟を決めておんぶしようとオパを抱えかけると、ようやくオパもようやく諦めて歩き始めたそうで、「いや~、まいったよ~。」的な散歩だったらしい。
ということがあって以来、散歩に行くときは、常に母が父とオパを車に乗せて山なり公園なり、目的地まで送って、現地に二人(というか一人と一匹)をおいて帰ってくるのですって。
なんだか姥捨て山みたい。。。
父とオパはそこでしばらく遊んで、のんびり帰ってくるのだそうです。ゆえに片道散歩。
そして家に帰ってくると、足をきれいに拭いてもらって、オヤツのビスケットをものすごい勢いで平らげると、いつものようにこんな感じになるのだそうです。↓ ちなみにさすがのオパも i-phone は隠し持っていないはず。
書道展に出品するために最後の追い込みをしている母。 その横でわれ関せず、と爆睡中のオパ。
なんだか、この作品は入選しないような気がする。。。これって、ワタシだけ?