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皆様、大変ご無沙汰しております。 久しぶりの日記でございます。
またポツポツと始めましたので、ご笑覧くださいませね。 ここ10年来、マッサージを通じて私のコリコリの体を見て下さっているSさんが、 「子供から学ぶことってスゴく多いですよ~。」とマッサージをしながら、こんな話をしてくれました。 8歳になるご長男のYくんが、ある日学校から帰ってくると、 「00君が、ボクのこと嫌い、って△△くんに言っていたんだって。」 と、寂しそうにお母さんであるSさんに話したそうです。お母さんとしてはきっと切なく、不憫に思いますよね、きっと。 「ふう~ん、そうなんだ。 で、Yは00くんのことどう思っているの?」 とお母さん。 「ボクは00くんのことは大好きなんだ。」とYくん。 「だったら、片思いでも良いじゃない! Yの ”00くんが大好き!”っていうその気持ちが一番大切なんだもの。」 SさんはYくんに笑顔でそう答えたそうです。 するとその言葉をうけて、それまで寂しそうにしていたYくんは、 「そっか~。そうだよね!片思いでもいいよね!」 とニッコリ笑って元気になったそうです。 「それ以来、我が家の家訓の一つ(実はS家には沢山家訓があるらしい)に ”片思いでも良いじゃないか” が加わったんですよ。」 Sさんのそんな話を聞きながら、ガチガチに固まっていた肩と背中のコリをほぐしてもらっていたのですが、体だけでなく私の心もホンワリ暖かくほぐれていくように感じました。 仕事でもプライベートでも、人づきあいをしていく中で、あらぬ誤解を受けたり、自分の好意が相手に伝わらなかったりすることってありますよね。 最近、私自身、仕事でそのようなことがあり少々へこんでいたのですが、その言葉ですっかり元気になりました。 自分が相手の方への思いを大切にして心を開いていれば、いつか相手も自分に対して心を開いてくれることでしょう。 ちなみに、Yくんと00くんは、そんな親子の会話のあと、一週間後には大の仲良しになり、今では楽しく遊んでいるそうです。 Yくんの心の純粋さと、お母さんの温かいエールが育んだ、嬉しい関係ですね。 とても勇気付けられるお話しでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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