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ここのダイヤモンドな人生

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July 13, 2009
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カテゴリ:こだわり
先日、初めてその存在を知りました。

愛する人の死や、かけがえのない家族との永遠の別れを受け入れることは、とても辛くまた時間がかかりますね。中には亡くなった大切な方の存在をいつまでも身近に感じていたいと願うご遺族も多いことでしょう。

2009-06-21 11:04:58

その希望に応えるのが、メモリアル・ダイヤモンドです。 最愛のかたを見送った後に遺される遺灰、遺骨の一部がダイヤモンドに加工されてジュエリーとして生まれ変わるのです。

気温や外的環境の影響で、水がときに水蒸気や氷になってその姿を変える様に、遺灰や遺骨も特別な加工技術を経るとダイヤモンドに姿を変えることができるのだそうです。なんだかとても不思議な話ですね。

出来上がったジュエリーのサンプルがHP上でも紹介されているのですが、そのダイヤモンドは淡いきれいなブルー色をしています。涙色に着色しているのかな?とも思ったのですが、その色合いは個々の遺骨に含まれる成分の比率により、同じブルーといっても一つとして同じ色はないのだそうです。色の違いも個性、ということなのでしょうか。

「四十九日に納骨をする」という当たり前のように行われている日本のしきたりが、時に遺族の皆様にとって耐えられないことでもあります。できたらお骨をお手元やお仏壇にずっと置いておきたいと願う方も少なくないのでは、と思います。

「永遠の別れをしても、心の中に大切な方は生き続ける」 とか
「お骨をお墓に納めないと、仏様が成仏できない」

などという解釈は、やはり頭では理解できたとしても、心から受け入れることは並大抵ではないことでしょう。どんなに自分自身を納得させようとしても、それはそう簡単なことではありません。
 
この世でお別れをした後も、大切な方の一部がダイヤモンドのペンダントや指輪になって、残されたご遺族の方がいつでも身につけることができる・・・。このダイヤモンドは、突然の別れを受け入れられないご遺族の方々が、すこしでも心の痛みを和らげることができる、癒しの結晶なのかもしれません。

先日、友人がこのダイヤモンドを注文することになり、友人の付き添いとして一緒に営業の方からお話しを伺う機会がありました。その際にダイヤモンドの実物見本を拝見したのですが、0.34カラットのそのダイヤモンドはアクアマリンでもないブルートパーズでもない深い透明なブルー色をし、梅雨の合間の日差しを受けてきらきら輝いていました。

そのダイヤを見ているうちになぜかとても謙虚な、そして暖かい気持ちになり、友人の心の痛みが少しでも和らぎますように、と心の中で手を合わせたのでした。

ご参考までに ~ アルゴダンザ
http://www.algordanza.co.jp/index.html















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Last updated  July 13, 2009 11:55:05 PM
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