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2006年11月19日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨夜は「男はつらいよ」を観た。寅さんが亡くなった知り合いの子どもを連れて母親を探す内容だったが、これに色々な人間関係が絡まって人生を感じさせていた。

あまり長い時間になると観るのが億劫になるのだが、寅さんにはそれがない。
それなのに見ごたえが後からじわじわと出てくるから不思議だ。

主人と観ていたら息子も参入してきた。
「お前には面白くないかも知れんな」と主人が言うと
「俺も親父くらいになったらわかるんだろ?」と応える。

御前が「仏は愚者に優しい」と言った言葉を、息子は繰り返しながら自分の部屋に戻った。

「子どもに苦労はさせたくないなぁ。」ポツリと言った主人は秀吉と寅さんの別れのシーンを見ていた。
私はというと涙を拭きながら「一晩くらい泊まってあげることが出来ないの?」と言っていた。

最後の所で寅さんが秀吉に再会の場面があったのだが、彼は隠れたのだった。
「どうして?」と思いながら・・・。
見終わった後、寅さんの中に「男の考え」を垣間見たような気がした。
私は女の考えが根底にあるのだ。だから、「どうして?」と思わざるを得ないのだろう。
主人に聞くと寅さんの気持ちが「分かる」と頷く。

やっぱり男と女は違うのだ。違うからまたイイのだ。

人に優しくなれる心を私はもっと養っていきたいと思った。


布団に入ると「チャングムの誓い」が最終回だったことを思い出した。もう残り15分ほどになっている。それでも最後は見たい。
彼女のハッピーエンドを信じていたのだ。彼女こそ山あり谷ありの人生をそれこそ高く険しい山に登り深く暗い谷底を経験していた人生だったはず。
最後の最後まで彼女の信念の強さを見せ付けられた。

見応えがあって心が潤って眠りにつくことが出来た。






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最終更新日  2006年11月19日 12時00分46秒
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