こっこのブログ「はじめまして」

いたましい事件が起こった。

テレビは朝から、この事件に関連の内容ばかりである。

被害に遭われた家族の気持ちを思うとマスコミの残酷さに呆れる。

息子が模試から帰ってきたのは2時半を廻っていた。お弁当を持たせていなかったし、1時までに終わると聞いていたのである。
帰宅するなり、「喉が痛い」と言う。
「風邪でも引いた？」と聞くとふざけあって友人に首をしめられたとのこと。

「？えっ？」
ふざけて首を絞めたり出来るの？」
よく聞くとちょっかいを出してくるいつもの子らしかった。
相手にしないように言っているのだが、トイレで絡んできたらしい。

彼には以前にも授業中にサッカーボールを至近距離で蹴りつけられてメガネを破損し、眉間とまぶたを切った。
授業中のことだったので、私も何も言わなかった。が、息子の眉間には傷が残っている。
一言の謝罪くらいあってもよかったのでは？・・・私の胸の中にそんな思いが未だに燻っている。
高校生ともなると、先生は進路以外のことには無関心のようだ。
だが、もし大怪我でもしたらどうするのだろう？


息子は食欲もあったのでとりあえず喉の調子を見ることにして大人しくしている。


それぐらいのことで？？？そんなことを言われそうだが、大切な家族なのだ。息子を溺愛しているつもりはない。
が、心配や不安はいつでも感じている。
それが、今の高校生の現実なのだとしたら私たちの世代とは差があり過ぎる。



そんなことを考えながら女子高校生殺人事件のニュースは時間を延長しながら報道されていく。
早く犯人が捕まるように願ってやまない。