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カテゴリ:健康
父の脳梗塞の原因が心臓にあるかもしれないとのことで、24時間ホルターを付けることになり、今日は朝から病院へ。
緊張している父を見ると不憫でたまらなくなる。 説明を聞きながら私の方を心配そうに見る。 「大丈夫、私も聞いておくからね」と言ったら安心してベッドに横になった。 思えば、頑固で真面目で一本気な父が、こうして病院通いをするようになるとは本人が一番予想していなかったことだろう。 『生涯現役』を言い続けていた父である。 家庭のことはあまり顧みず仕事一筋で生きてきた。 そんな父を私は尊敬していたし、世界で一番恐れていた。 高校生の頃、父が同級会に行ってから昔付き合っていた彼女と会うようになったと噂を聞いて、その彼女(勿論人妻であり、私の後輩の母でもある)に「父と二人だけで会わないで下さい」とキツイ一言を言いに行ったこともある。 そんな時でも父の意外な一面を見て「怖いだけじゃないんだ」と思ったのだった。 73歳の父。 今は私たち夫婦に頼ろうとしてくれている。 「迷惑かけてすまない」といつも頭を下げる。 夕方には引っ越し先の家を見に行く予定である。 今度は平屋で日当たりもよく広くてゆったり暮らせるところである。 多少家賃は高いが、駐車場代分は私たちが負担するつもりである。庭があり、家庭菜園も出来るので、きっと二人でゆっくり出来るはずだ。 明日も病院へ行く。 今夜は何か腕を振るって父にご馳走しよう。野菜中心がいいだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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