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カテゴリ:時の流れ
今からもう30年ほど前の話になる。
アメリカへ行った。45日間ほどのステイだった。学校へ行ったり、ホームステイをしたり、観光したり、ボランティアをしたり、とにかく見るもの全てが今までの行き方をひっくり返すほどの衝撃だったことを覚えている。 人種の違いを目の当たりにしてどう接していいか分からなかった私に「ハーイ♪」とハグしてくる友人たちにどれだけ救われただろう。 私は日本人ということにこだわりすぎていた。構えていた。だから心を開くのに時間がかかった。 壁を自分で作っていた。そんな壁は、思いもよらない出来事で崩れ去る。それが「アメリカ」だった。 あの時3歳だった可愛い坊やはもう33歳になっている。家庭を持ち経済情勢や国際的な考えを子どもたちと話しているだろう。 私にも息子がいる。彼にも生の「アメリカ」を見て欲しい。 私が感じた頃よりも今現在の「アメリカ」を息子の目で捉えて欲しい。 30年・・・ 私の中にも時間が流れた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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