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カテゴリ:ささやかな幸せ
世田谷の叔母がハワイへ旅立つ日。
娘さんの結婚式を海外で挙げるため、明後初めての海外である。 母の妹であるこの叔母は67歳。私の自慢の素敵な叔母である。幼い時からこの叔母には可愛がってもらった記憶が多い。 今にして思えば、「不憫だった姪をいつも気に掛けていた」(埼玉の叔母の談)そうだ。 ありがたくて胸が熱くなる。母が私を嫌っているような仕草が多かったぶん、叔母たちは私を預かってくれたりしたらしい。 埼玉の叔母は私を一度は養女にしたほど母から引き離した方が良いと判断したと言う。 そんなことも今年になってから知った。 世田谷の叔母は私の自慢の叔母である。洋裁が得意でお洒落でセンスが良くて涙もろくて美人。携帯電話を息子からプレゼントされて私とのメールもしっかりこなしている。 叔母に似た美人の娘さんが結婚が決まり、今日、ハワイへと旅立った。 私の息子のために湯島天神でお札を受けてきてくれて絵馬を同封してくれた。何かあると叔母に電話したり愚痴ってしまったり・・・でも、この叔母のお陰で私はいつも母を恨まずに済んでいる。 彼女の娘さんの結婚で私に出来ることは電報を打つこととメールを送ることくらい。 時々、愛媛の特産物を送ったりしているが、叔母とのやりとりは世間一般の母と娘の関係に似ている。 そんな私の母のような叔母が初めての海外へ。 「無事に帰国できるように祈っててね、行って来ます」空港からメールが送られてきた。 行ってらっしゃい!楽しんで思い出に残る結婚式をおさめてきてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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